アクセシビリティとユニバーサルデザイン
最近、阪急電車のICカード対応の自動改札機の色が濃い青から水色に変わりつつあります。正確な理由は良くわかりませんが、この変更でアクセシビリティが向上したと思います。
旧式の改札機は濃い赤なので、色弱の方は濃い2色の違いは見分けにくかったと思います。同じICカードの大阪市営地下鉄は新しい改札機が濃い赤で、旧式の改札機は水色なので、逆のパターンですが、これも区別できますね。
このようにアクセシビリティが向上することは、色弱の方にとってバリアフリーになりますが、実はほかの人にも便利なのですよね。夕方など、駅によっては逆光になると、陰になって色の判別が難しくなります。そんなときを考えると、ユニバーサルデザインでもあると思います。
そういえば、信号機がLEDに変わりつつありますが、これ変ですよね。これまでの信号が、各色丸いのは物理的な制約でしょうけど、LEDを並べるなら形は変更できるはずです。色弱の方にもわかりやすいように、形を変えるべきでしょう。ちなみに、知り合いの色弱の方に聞いたところ順番でわかるそうです。
さて、紹介しようと思っていたら終わってしまいましたが、ユニバーサルデザインで有名なユーディットの関根さんのインタビューがMYCOMジャーナルに連載されていました。
あらゆる人に暮らしやすい日本を、ユニバーサルデザイン研究家(1)
(8回連載ですので、下のリンクをたどってください)
関根さんは海外での経験からユニバーサルデザインに目覚め、会社を起こされた方です。社長ながら、国際会議に参加されるなど、お金儲けだけではない熱意を感じます。ぜひ、上の記事や書かれている書籍を読んでみてください。