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[Windows10]コア限定で古いソフトを動かす- Wave SplitterでLPのCD化 –

はじまり

昔からある便利そうなソフト(Wave Splitter 1.02)を新しいPCLenovo Yoga Slim 750i 82A100GSJP)にインストールしたら動かない機能がある。これは互換モードだ!と互換モードで動かしても改善しない。大体は動いて部分再生はできるのに、普通の再生や録音ができない。

仕方がないので、録音をHDREcorderで行うと、ファイル分割の処理に使っていた。しかし、慣れてくると結構高機能なことがわかり、これで録音と再生ができればとても便利だということに気づいて、再検討することにした。

コアの限定

調べていると、昔は複数コアがなかったので、コアを限定すると動く場合があることを知った。そういえばスレッドを使っていると書かれていたので、メモリ共有しているならそれが原因で動かないのではないかと考えた。

CPUの限定はアフィニティ・マスクと言われ、いろいろな設定方法があるようだ。Windows Vista以降はStartコマンドでも指定可能で、ショートカットで指定すると良さそうだ。早速、Wave Splitterのショートカットのリンク先の先頭に「C:\Windows\System32\cmd.exe /c start "" /affinity 1 」と挿入した(最後の11つ目ではなく使うCPUを示す値の0ビット目が1という意味。実質同じだが)。

「動いた!再生できる!録音できる!」

だがショートカットのアイコンがcmd.exeで黒くて気持ち悪い。そこで所とカットのアイコンの変更で、Wave SplitterexeにあるCDのアイコンを使うことにした。これで完璧!

LPのCD化

そもそもやりたかったのはLPレコードのCD化だ。ソニーのレコードプレーヤAMAZON)のUSB出力を録音してCD化しようとしたのである。mp3の音も悪くないがやはりCDの方が音が良い。AACも検討したが、いずれ不満が出ると思ってCDにすることにした。

CD化の基本手順は簡単、きれいな音で再生して、録音して、CDを焼く。しかし、それぞれノウハウがある。

  1. きれいな音で再生

レコードにプチプチ音は付きものですが、スプレーして、クリーナーで拭いて、再生する。を繰り返すとかなり減ります。傷は治せませんが、接着剤の塊のようなものはしつこくスプレーしてクリーナーでこするととれました。内袋を変えた方が良いようですが、そこまではしていません(あまり聞かなくなるので)。

  1. 録音

Wave Splitterで録音します。パラメータを調整しながらAuto Splitします。大体曲数と同じになったら、トラックを結合したり分割して本来のトラックに分割します。曲間が短い場合は、手作業でうまく分割できないので、そのトラックだけパラメータを調整しながら再度Auto Splitするとよいようです。無音部分のカットがデフォルトですが、フェード・イン/アウトがあるのでチェックを外しています。

よくある波形を見ながらの編集ではないので手順は増えますが、やり直しが簡単なのでとても快適です。ノイズ除去などはできませんが、音を聞きながらの編集がお手軽で気に入っています。

  1. CDを焼く

Media Playerで音楽用CD-Rを使います。Media Playerにはで音楽用CD-Rを使います。Media Playerには書き込み設定(整理→オプション)でドライブに合わせて低速にしました。Musicフォルダ直下にファイルを置いてCD-Rに書き込んで、ファイルを削除しては「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Media Player\」の中の「*.wmdb」ファイルを全て削除しています(注:Media Playerを普段は使わないのでライブラリの登録をすべて消しています)。

音楽用CD-Rを使うのは、音楽用は上納金が入っていて著作者にお金が入るようになっているからです。データ用と値段が変わらないのが不思議ですし、引退した人や亡くなった方にお金が入らないかもしれませんが気持ちの問題です。

おわりに:テレワークの考慮不足

もともと圧縮せずにCDでやめようと思ったのは、テレワークなので持ち出すことを考えなくてよいことも理由の一つだ。さて、色々とCDに焼いてから気が付いたのだが、NASに置いておけばPCFolder Player)やスマホ(課金済みのOPlayer)で直接再生してやれば良かった。なんだ。。CDはバックアップにもなるのでまあ良いか。。


セミオープンという選択肢!ヘッドホン PHILIPS Fidelio L2BO

高級ステレオで良い音をガンガン鳴らして楽しみたいものですが、そうもいかないのでヘッドホンの部屋聞きで楽しんでいます。

と言っても普段使いのカナル型のインナーイヤホンは、断線する可能性のある消耗品と考えて程々の品質で我慢しているためか、圧迫感を感じて長時間だと疲れるので、いわゆるヘッドホンを使っています。

以前使っていたヘッドホン

気楽に聞くのでオープンエアーが圧迫感が無くてベストでした。大体1万円ぐらいから良い音になり、2万円ぐらいになると個人的にほぼベストの音で聞けます。とはいえ、いつかは壊れたり、劣化するので、コストパフォーマンスから中間の1万5千円程度のaudio-technica ATH-AD700を使っていました。

このヘッドホンはいわゆるドンシャリではなく、スーッと抜ける感じで音が広がって、耳への当たりも優しくお気に入りでした。でも、リビングの家族の近くで仕事をしながら音楽を聴いている時は音漏れが大きくて不評でした。

装着時の負担が少なかったので、あきらめがつくほど長期間使っていました。しかし、あるとき、片側の音が出なくなりました。ユニットの中で断線した様です。

密閉型の試聴

そこで、新たなヘッドホンを探す事になったのですが、オープンエアー型はお気に入りだったもののもう少し音漏れの少ないものを探す事にしました。

量販店で色々と聞いてみました。密閉式の数万円のものはとんでもなく良い音がしましたが、安価なものは少しこもったようなは感じのものが多い様でした。

1万5千円程度の中ではオーディオテクニカ USBヘッドホン ATH-D900USBが程々に良かったです。メーカーに愛着もあったのですが、本来はPCと接続するためのヘッドホンなので、使わない機能が気になって今回は見送りました。

セミオープン型

自宅で色々と調べていると、セミオープン型が目に留まりました。名前は知っていたのですが、実物は聞いた事がありませんでした。

セミオープン型は商品が少なかったので順番に見ていると、PHILIPS Fidelio L2BOは音の解像度が高いと良い評価でした。前のヘッドホンがオープン型で抜ける感じが気に入っていましたので、興味がわきました。

悪い評価としては、低音が弱め、苦手な曲がある、との事でしたが、点数はさほど悪くなく、買う事にしました。

かなり良いヘッドホン

商品が届いたので開封すると、オス・オスのヘッドホンケーブルが長短2本ついていました。ヘッドホンにはイヤホンと同じ形状のジャックがついていて、外出時にはリモコン付きの短い方を使う様です。

装着感はATH-AD700に比べると強めですが、コンパクトなので周囲にぶつかる事が少ないです。最初はスピーカ部分を端まで伸ばしてしまって強い圧迫感を感じましたが、頭にあわせて短くすると程良い感じになりました。比較的頭が大きい方なので、よほど頭が大きい人でなければ大丈夫でしょう。

楽しみにしていた音はとても良くて満足です。解像度が高く、抜けるような感じです。いわゆるドンシャリの感じは無く、フラットに近いと思います。曲との相性はあまり感じません。ごくまれに低音が「トン」高音が「ジャリ」と感じる事がありましたが、すぐに慣れてあまり感じなくなりました。

良い音で音楽を聞きたかったので、とても良い買い物をしたと思っています。

おわりに

そもそも試聴にいく必要もなかったのかも知れませんが、色々と聞くと自分の好みの音がわかると思います。今回はその好みを基準として選んだので、自分にあった商品と出逢う事ができました。

このヘッドホンは音が良いだけではなく、ケーブルが取り外せるので断線の不安も少なく、長くつきあう事ができそうです。

Photo_2

おまけ:ケーブルレスでの利用

家の中でウロウロする時はL字コネクタとオス・オス変換コネクタを使ってBluetoothレシーバをつないでいます。

見た目はB級SFに出てきそうなデザインですが、ケーブルレスにできるので重宝しています。iPhoneを買い替えたら役立ちそうです(オス・オスのL型コネクタがあれば少しはマシかもしれません)。

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[#SNSD] 少女時代 「The 1st ASIA TOUR "Into the new world"」 (2DVD + フォトブック)(韓国盤)

このDVDは同名の2CDアルバムのDVD版です。曲が良かったので、買ってみました(韓国の出品者catchopcdからの購入(¥3,163)で、入手に5日かかりましたが、日本語で対応してもらえて好印象でした)。

1) 日本語しかわからなくても楽しめる

DVDを再生すると韓国語、日本語、中国語のメニューが表れます。日本語を選ぶと歌詞やMCの日本語字幕が表れます。フォトブックも写真中心でスタッフのの名前にまで英語が併記されています。アジア全体で売ろうという意欲が表れていますね。日本語には期待していなかったので驚きました。字幕を見ていると、アイドル的なデビュー曲と思っていたInto the new worldの歌詞がけっこうきわどかったり、新しい発見もありました。

2) 韓国デビューから日本デビューのころまでの音楽

最近はセクシー&かっこいい系曲が多いですが、このDVDでは、韓国デビュー時ののかわいいい感じの曲から、日本でのデビューの頃の美脚を強調した曲までが歌われています。ソロの曲も色々入っていて、なかなか楽しめます。同名のCDとほぼ同じ構成ですがボーナス曲が2曲入っています。

3) ライブ感もばっちり

ライブなので途中のMC(語り)やメーキングのほか、曲間で流れていた映像が楽しめます。この映像はステージの後部にある巨大スクリーンに映されていたもので、メンバーの紹介や少女時代らしいコントなどなかなか楽しめます(ハローベイビーのノリです)。

4) 意外とパクパクが少ない

CD版をiTunesで購入して聞いたときは、ほとんどパクパクだと思っていました。これは、日本のMnetが一度放送をやめる前(2000-2001年)の頃のK-POPは、ライブでもパクパクが普通で、昔の日本のアイドルの様にお世辞にも歌唱力があるとは言えないものでした。しかし、最近のK-POPの歌唱力はなあなかですね。特にジェシカとテヨンはDVDのPCM音声でないと生歌とわからないくらいでした(もちろん、歌が苦手なユナは除きます)。

5) 残念な点

やはり少女時代はハイビジョン向けです。全員だけならまだしもステージ背後のスクリーンも映されるとディテールが見えませんし、CMの映像らしきものなどは目の周りにノイズがのっていました。あと、引いた画像の角度が斜め上からで、お気に入りの「少女時代」という曲は、正面からを意識した振付がちょっと残念な感じでした。

これでブルーレイだったら完ぺきでしたが、3000円程度でこれだけ楽しめれば大満足です。

クリスマスにお勧めの曲

クリスマスとは何か?

去年、プロジェクトの打ち上げの2次会でのこと。その場の雰囲気で、一定時間ごとにお酒を作ってくれる人が変わるお店でのこと。口説く趣味もないので興味本位でクリスマスが何の日かを質問をしてみました。さすが日本の若人、4-5人のうち「キリストの誕生を祝う日」と言ったのはたった一人で、それ意外の方はボロボロでした。

日本は不思議な国です。そもそもクリスマスは「キリストのミサ」の意味、キリストをカトリック教会で祝うのが語源です。日本でキリスト教徒は1%、カトリックはその半分で0.5%しか居ないそうです。そのお祝いを全国でするのですから、キリストもお喜びでしょう。

そもそも、馬小屋で生まれたら死にそうな冬のクリスマスは誕生日ではありません。ローマの宗教であったミトラ教の太陽神の祭りと重ねるためには政治的に決まったそうです。そんな日でも、年に一度、楽しむことが大切なのでしょうね。

吉田拓郎「諸人こぞりて」

クリスマスになると毎年のように流れるのが吉田拓郎さんの「諸人こぞりて」です。歌詞は元のままで「神様が生まれたぞー、やれ祝え」といった歌です。この歌が入っているのは「クリスマス」というCDで、吉田拓郎, 泉谷しげる, 井上陽水, 小室等というフォーライフの時代を築いた面々です。

このCD(当時はレコード)は作りすぎて会社が傾いたそうですから、半端ではない力の入れ方、売れないCDだったのでしょう。でも、フォーク好きが集まってパーティをしているようなこのCDは結構楽しめます。特に泉谷さんの悪ふざけに拓郎さんが突っ込んでいる様子は、実際のパーティの様子を見ているような気がします。

ボブ・ディラン「Christmas In The Heart」

ボブ・ディランといえば私よりも少し前の世代の歌手で、ガロの「学生街の喫茶店」で名前を知っている程度ですが、「風に吹かれて」と言えば多くの方がご存知でしょう。

ビッグ・イシュー133号によると、ボブディランの親はユダヤ教徒でしたが、70年代遅くに洗礼を受け、以来、ゴスペルのアルバムを出されていたようです。そしてクリスマスアルバムを出したそうです。

このChristmas in the Heartの収益金は経済的に苦しんでいる人たちのクリスマス・ディナーを買うために使われるようです。

このCDを聞いて驚いたのはボブ・ディランの声。渋い!とても渋いです。ルイ・アームストロングみたいな声です。部屋を暗くして静かに聞きたくなるような、ちょっとしわがれた太い声です。若い頃はこんな声ではなかったと思うのですが、低音の良く聞こえる環境で聞くと最高です。 ぜひ、一度聞いてみてください。

[K-POP] 韓流音楽は原語がおすすめ

男はどんな音に魅力を感じるか?

私は聞きなれない音ではないかと思います。初めてのメロディ、聞いたことがあるようでちょっと違う旋律と共に、甘えた声やちょっとずれたような発音は、方言と同じでとても魅力的だと思います。

実は私の妻は福岡出身です。たまに方言が聞けると、とてもうれしいものでした。武田鉄也さんはコンサートなどで、低い声でまねをして性格の悪い女性を皮肉られることがありますが、地元の言葉と言うのは、聞きなれていますし、言葉の裏側まで透けて見えたりして心地よくないものかもしれません。

実際、妻の言葉にネイティブな関西弁が混じりだした頃、うれしいような寂しいような気持ちがしていました。

私の魅力的な音との最初の出会いはアグネス・チャンさんだったと思います。香港なまりの舌ッ足らずな発音はとても魅力的で、いまもそのスタイルを守られているのは、ファン層が分かっているのでしょうね。

私がアジアの音楽を原語で聞き出したのは10年近く前になるでしょうか。スカパーで中国や韓国(MNET)の音楽を聴いていました。当時の中国は返還された香港と市場が一つになり、レベルの高さを感じました。A-meiなどがお気に入りでした。

韓国は少し前の日本のアイドル歌手のようで、しかもライブはほぼすべて口パクなので、あまり良い印象派ありませんでした。

そんな中でBOAさんは別格でした。パンチのある音楽とダンス、少しなまった日本語も魅力的に感じました。しばらくして「Girls On Top (韓国盤) 」というアルバムが韓国で出ました。儒教社会の韓国での挑戦的なタイトルと言われたこの作品も、なかなかの作品だと思っています。

さて、最近だと少女時代とKARAが話題ですね。世間ではその容姿や、足をビョンビョンさせたり、お尻を振り振りするダンスが話題ですが、私はそれよりもあの音がたまりません。日本に進出していませんが、最近はT-ara にも注目しています。

少女時代の「少女時代 2集 - Oh!(韓国盤)」はかわいい感じの音があふれたアルバムです。話題曲の「Oh!」「Gee」「Genie」等が入っています。また、1970年代のアメリカ音楽を髣髴させる優しい曲も変化があって聞き飽きません。全体に「パピプペポ」系の音や拗促音が多く、なかなか良い感じです。

KARAの「KARA BEST 2007-2010 」は話題の「Mr.」「LUPIN」が入っています。パンチのあるBOAや軽快なABBAのようなイメージの曲が多いのです。その中にあって「Umbrella」はチョット変わっています。長い間、言葉の意味が分からず、雰囲気が違う事しか分かりませんでしたが、先日、光TVでプロモーションビデオをたまたま見かけたところ、プチモニのようなコミカルな歌でした。なるほどと言う感じです。

こんな風に意味の分からない歌を聴いて、色々感じたり、新しい発見をするのが楽しいと思っています。もし、Music Japan、M-ON、MTV、など音楽チャンネルが視聴可能なら、ぜひ、一度見られることをお勧めします。

なんか、音フェチおじさんの告白になってしまいました。