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[Windows10]コア限定で古いソフトを動かす- Wave SplitterでLPのCD化 –

はじまり

昔からある便利そうなソフト(Wave Splitter 1.02)を新しいPCLenovo Yoga Slim 750i 82A100GSJP)にインストールしたら動かない機能がある。これは互換モードだ!と互換モードで動かしても改善しない。大体は動いて部分再生はできるのに、普通の再生や録音ができない。

仕方がないので、録音をHDREcorderで行うと、ファイル分割の処理に使っていた。しかし、慣れてくると結構高機能なことがわかり、これで録音と再生ができればとても便利だということに気づいて、再検討することにした。

コアの限定

調べていると、昔は複数コアがなかったので、コアを限定すると動く場合があることを知った。そういえばスレッドを使っていると書かれていたので、メモリ共有しているならそれが原因で動かないのではないかと考えた。

CPUの限定はアフィニティ・マスクと言われ、いろいろな設定方法があるようだ。Windows Vista以降はStartコマンドでも指定可能で、ショートカットで指定すると良さそうだ。早速、Wave Splitterのショートカットのリンク先の先頭に「C:\Windows\System32\cmd.exe /c start "" /affinity 1 」と挿入した(最後の11つ目ではなく使うCPUを示す値の0ビット目が1という意味。実質同じだが)。

「動いた!再生できる!録音できる!」

だがショートカットのアイコンがcmd.exeで黒くて気持ち悪い。そこで所とカットのアイコンの変更で、Wave SplitterexeにあるCDのアイコンを使うことにした。これで完璧!

LPのCD化

そもそもやりたかったのはLPレコードのCD化だ。ソニーのレコードプレーヤAMAZON)のUSB出力を録音してCD化しようとしたのである。mp3の音も悪くないがやはりCDの方が音が良い。AACも検討したが、いずれ不満が出ると思ってCDにすることにした。

CD化の基本手順は簡単、きれいな音で再生して、録音して、CDを焼く。しかし、それぞれノウハウがある。

  1. きれいな音で再生

レコードにプチプチ音は付きものですが、スプレーして、クリーナーで拭いて、再生する。を繰り返すとかなり減ります。傷は治せませんが、接着剤の塊のようなものはしつこくスプレーしてクリーナーでこするととれました。内袋を変えた方が良いようですが、そこまではしていません(あまり聞かなくなるので)。

  1. 録音

Wave Splitterで録音します。パラメータを調整しながらAuto Splitします。大体曲数と同じになったら、トラックを結合したり分割して本来のトラックに分割します。曲間が短い場合は、手作業でうまく分割できないので、そのトラックだけパラメータを調整しながら再度Auto Splitするとよいようです。無音部分のカットがデフォルトですが、フェード・イン/アウトがあるのでチェックを外しています。

よくある波形を見ながらの編集ではないので手順は増えますが、やり直しが簡単なのでとても快適です。ノイズ除去などはできませんが、音を聞きながらの編集がお手軽で気に入っています。

  1. CDを焼く

Media Playerで音楽用CD-Rを使います。Media Playerにはで音楽用CD-Rを使います。Media Playerには書き込み設定(整理→オプション)でドライブに合わせて低速にしました。Musicフォルダ直下にファイルを置いてCD-Rに書き込んで、ファイルを削除しては「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Media Player\」の中の「*.wmdb」ファイルを全て削除しています(注:Media Playerを普段は使わないのでライブラリの登録をすべて消しています)。

音楽用CD-Rを使うのは、音楽用は上納金が入っていて著作者にお金が入るようになっているからです。データ用と値段が変わらないのが不思議ですし、引退した人や亡くなった方にお金が入らないかもしれませんが気持ちの問題です。

おわりに:テレワークの考慮不足

もともと圧縮せずにCDでやめようと思ったのは、テレワークなので持ち出すことを考えなくてよいことも理由の一つだ。さて、色々とCDに焼いてから気が付いたのだが、NASに置いておけばPCFolder Player)やスマホ(課金済みのOPlayer)で直接再生してやれば良かった。なんだ。。CDはバックアップにもなるのでまあ良いか。。


MacBook Air に3,180円で64GB増設 - 安いSDアダプタ発見! -

MacBook Air(MBA)の13インチは今にすれば若干重めですが、画面が広く、SSDなのでとても快適です。しかし、ディスクの空き容量が減ってくると急にご機嫌が悪くなります。

そこで、SDにあまり使わないデータを移して空きスペースを広げる事にしました。しかし、MBAのSDスロットは奥行きが浅く普通のアダプタでは飛び出してしまいます。

調べてみるとMBAのサイズに合わせたアダプタが700円台から3,000円位まで色々ある様です。安いものは全機種共通、高いものは機種専用で出っ張りが無い様です。

古い機種にお金をつぎ込むのももったいないので、安い中でも出っ張りに不満の少ないものを選びました(proの人は不満な様です)。2011年版 MacBook Airの写真を貼っておきます。

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SDカードも色々あって、高速なものはすぐに壊れたり、偽物があったりするようです。速度が遅くても信頼性が高いと評価されている東芝製を検討しましたが、この春にロット不良があったとの書き込みをみつけました。そこで、偽物との不満が出ていないショップを探して買いました。

いまのところ不満はありません。ただ、念のためバックアップを取ってから消そうと思っていますので、導入効果はそれほど出ていませんw

ご注意

ノートパソコンに出っ張ったカードを入れたままの移動は危険です。私もPCMCIAの通信カードを入れた状態で移動していた時に、肩にかけてきたカバンのバンドの金具が壊れてマザーボードを交換する事になりました。ノードパソコンのカードソケットの多くはマザーボードに直結していますので、カードに大きな力がかかると基盤のパターンごと奥に押し込む事になるからです。ですので移動時はカードが出ていない状態が一番安全です。今回のカードの出っ張りは1mm程度ですので、机の角にあてない限り大丈夫だと判断しました。カードを指した状態で移動される場合は、カードの出っ張りは危険である事を認識いただいた上、個人の責任で使ってください。

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買って良かったキーボードPC(WP004)購入記

色々と検討した結果、家族用にキーボードPC(TEKWIND WP004)を買いました。意外と悪くない、というか買って良かったです。

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検討内容

そもそも購入を検討したのは、自作PCがWindows XPで年賀状以外に使っていない状態だったのですが、家族からブラウザを使いたいとの要望があったからです。

普通に考えるとリプレスです。利用頻度が低いのに折角なら良いマシンが欲しい、でも予算がない、じゃあ中古でと検討しました。Core i5でメモリ16GBなら4万円強、気軽に買えない感じです。

しばらく様子を見ていたのですが、値段も下がらないし、思い切ることもできないので、追加を検討しました。

まずはCrome bookとしてネットブックを蘇らせることを検討しました。お金がかからないのは良いのですが、今あるディスプレイを活かすとスペースの関係で閉じないといけません。電源のON/OFFが面倒そうなのでやめました。

次に検討したのがスティックPCです。値段は色々ですが、2万円ぐらいでブラウズマシンには良さそうです。Windows 10も使ってみたかったので、かなり惹かれました。でも今のディスプレイの空きポートがRGBで変換が必要なのと、年賀状を印刷する際にキーボードの差し替え等が必要なので、思いとどまりました。

そこで、キーボードPCの登場です。キーボードPCなら値段は2万円前後で、電源操作も簡単。HDMIとRGBがついていて、OSはWindows 10。コンパクトなので、今あるキーボードをディスプレイの後ろに隠しておけば、スペースを有効に活用できます。

キーボードPC
スティックPC
ネットブック(s9e)
デスクトップPC
RGB

×
HDMI
×
キーボード

無線LAN

起動
OS
Windows 10 Windows 10
Chromium OS Windows 7?
価格
約2万円
約2万円 無料(再利用) 約4万円

使用感はなかなか快適です。エクスペリエンスインデックスは以下のような感じです。グラフィックス(デスクトップ)以外は良好です。

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キーボードはMacbook Airの13インチと比べると、サイズがほぼ同じ大きさで、ストロークが深く、ほんの少しぐらつきがある感じです。カチャカチャ音がしますが、タッチは嫌いじゃないです。

問題はキーボードの配列がいけてないことです。狭いところにタッチパッドまであるので、右シフト、右コントロールがなく、かなキーまで左側にあります。

英語キーの右シフトにあたる大きなキーがアンダースコアになっていて、何じゃこりゃな感じです。家族がブラウザを使う分には文章をガンガン入力しないので、まあ許容範囲です。

以上、キー配列に問題がありますが、全体としてはお買い得だったと思っています。

(おまけ)
このPCを勉強会のプレゼンに使えば話のネタになると思うのですが、誰かしませんか?(見たいだけで、私はしません。念のため)

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Twitterはどこへ行くのか?

Twitterを使い始めた頃は、とても面白かったです。勝手につぶやいている有名人をフォローして、その人が日頃どのように考えているかがわかって、面白くて仕方が無かったです。

Twitterはミニブログ

Twitterはミニブログとは良く言ったもので、140文字で日々の出来事をつぶやきます。普通のブログだとrssリーダーで興味のあるブログの最新記事をまとめ読みで来ますが、Twitterなら興味のあるユーザをフォローするだけでタイムラインと呼ばれる基本の画面で色々なユーザのつぶやきを見る事ができます。

もちろん普通のRSSリーダーの様に、興味のあるユーザをリストにしておいて好きなタイミングで参照する事もできます。リストは公開できますのでソーシャルブックマークの側面もあります。このリストを基準に考えると、タイムラインはフォローしているユーザの標準リストで、それを常に見ているとも言えますね。

このようにTwitterの仕組みはブログそのものです。通常のブログならそこにコメントできますが、Twitterは返信としてつぶやくところが少し違うだけです。

Twitterの特徴は伝搬力

Twitterが面白いのはリツィートできるところです。面白いつぶやき(ツィート)があれば、お気に入りにするほかリツィートできます。リツィートするとそのつぶやきを自分をフォローしているユーザに見せる事ができます。

例えば、各ユーザに10人のフォロアーがいて、全員がリツィーとしたとします。初めは10人がつぶやきを目にしますが、次は100人、そして1000人、10000人と伝搬していきます。

この伝搬力がTwitterの魅力です。本来なら人に知られる事がなかったちょっとした情報が、あっという間に広まります。個人間の関係を元にうわさ話の様に広まるのです。

なぜかSNSの様な機能が

タイムラインにはフォローしたユーザが表示されますが、相互にフォローし合うとメッセージを送る事ができます。相互フォローしなくてもTwitterにはつぶやきに対する「返信」(送信者・受信者共にフォローしている人のタイムラインに現れる)や、「メンション」(つぶやき中に@アドレスとすると相手に通知される)が使えます。しかし、他の人に見られない様にメッセージ機能があるのでしょう。

相手のプロフィール画面に行くと、自分がフォローされているかどうかが簡単にわかります。フォローしてくれていると思っていたのにやめられたか、いわゆるリムられたかどうかをチェックするツールまであります。

TwitterとSNSの違います。facebookの友達やmixiのマイミクとちがって、オープンなつぶやきが基本のTwitterでは、メッセージが送れるかどうかだけの違いだけなのに、なぜかもめてしまいます。友達と思っていたのに、、と思ってしまうのでしょう。

中途半端な機能がトラブルを招く

Twitterはつぶやき全体の非公開設定と相互フォローのメッセージを除くと、ブラックリスト方式で関係を管理します。上述のようなトラブルに対してもブラックリスト的な対応が可能で、ブロックすることで直接ツィートを見る意外に何もできない状態が作れます。

ブロックは関係を絶ってしまいますので、よほど関係が悪化しない限り使われないと思います。しかし、フォローしたまではタイムラインに出てきて困りますし、フォローをやめると関係が悪化します。Twitterはそんな困った状況になり易い仕組みでした。

海外ではその辺りが嫌われたのか、Twitterブームは短期間で終わり、友人との距離感を設定できるfacebookの方が早くから人気があった様です。それに対して日本では不思議とTwitter人気が続いていました。日本人は忍耐力が強かったのでしょうか?

そしてミュート機能

Twitterもそのような状況に危機感を覚えたのか、フォローしたままにタイムラインへの表示をとめるミュート機能がつきました。

メンションが通知されるなどタイムラインに表示されない意外はフォローしている状態と変わりませんので、相手にもわかりません。期待していたつぶやきが無いなくS/N比が悪いなど、タイムラインに表示したくない場合には便利な機能です。

しかし、この機能はTwitterの伝搬力を下げてしまいました。ミュートによってタマにある良いツィートがリツィートされにくくなるからです。リツィートの率が8割に下がっただけでも、3段の伝搬では約半分、6段なら4分の1になってしまいます。

ミニコミ化する予感

勉強会のようなイベントでは、知らない人同士がタグで検索してリツィートできるTwitterはとても便利です。しかし、ミュートによって伝搬されないのであれば、そもそも勉強会に人が集まらなくなるので、魅力は半減してしまいます。

そうなると、ブランディングを意識したつぶやきが増えたり、ミュートされない様につぶやく内容に合わせてアカウントを分ける人が増えると思います。

やがて、一般の人もミニコミのようなつぶやきになってしまい、LINEで公式アカウントを友だち追加しているのと変わらなくなってしまうかも知れません。

おわりに

最近、ツィートのリンクを埋め込んで、コメント付きでリツィートできる様になりました。非公式のリツィートで140文字を超えない様に苦労していたのが嘘の様です。

こうしてTwitterは徐々に普通のSNSになり、制限文字数で以下につぶやくかとか、ふだんのつぶやきが見える、というTwitterならではの魅力は少なくなっていくのでしょうね。ちょっと残念です。

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簡単すぎるネットワークカメラQwatch - TS-WLCAM -

インターネットのセットアップはもっと難しいハズでした。アイ・オー・データ機器の有線/無線LAN対応ネットワークカメラQwatchは、あまりにも簡単にセットアップできました。

設定内容

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<設置>

  • カメラを箱から出す
  • 電源をつなぐ
  • 無線ルータのWPSボタンを押す
  • カメラのWPSボタンを押す

<アプリの設定>

  • スマホのアプリをダウンロード
  • カメラを追加ボタンを押す
  • QRコードを読む

これだけでカメラの動画を世界中から見る事ができます。

昔だったら

昔は色々な設定が必要でした。

(1)URI(外部からのアクセス)を確保

ネットワークカメラというのは、インターネット経由で静止画や動画を外心するサーバです。 TS-WLCAMもMJPEGで動画を見る事ができます。

サーバなので、昔なら

  • グローバルIPの割当て

をしていました。最近だとグローバルIPの取得が難しいので

  • プロバイダのDDNSに登録(@niftyで200円/月)

あるいは

  • 無料DDNSと更新ツールの起動

が必要でした。

Qwatchは、このようなDDNSのURIがあらかじめ確保され、その設定と認証の設定を後述する「QRコネクト+」で簡単にしています。

(2)無線LANの設定

無線LANでつなぐには、端末をつないで

  • SSID、暗号化キーの設定

が必要でした。LAN経由で同じこともできる様ですが、無線ルータがWPSをサポートしているなら、ルータ=>カメラの順にWPSのボタンを押すだけで簡単に接続できます。

今回の設定でトラブったのは、唯一ここでした。登録が終わる前に色々触っておかしいと騒いでしまいました。表示を確認しながらゆっくりやれば問題ないでしょう。

(3)ルータの設定

外部からルータへのアクセスをカメラに中継するには、昔は

  • 特定のポートをカメラにフォワード

しないといけませんでした。これには、

  • ローカルIPアドレスを固定する

必要がありました。

IPアドレスを固定するには機器に端末を接続して設定するか、ルータ側でDHCPで払い出すIPアドレスを固定にする必要がありました。

これもUPnPをサポートしているルータでDHCPを設定しているなら、電源を入れるだけで動作します。ただし、ルータが多段になってうまくいかない時は、ブリッジモードにするか手動で設定する必要があります。

QRコネクト+

Qwatchを買うと取説、スマホ用設定ガイド、PC用設定ガイドのほか、QRコード(2次元バーコード)が印刷されたシールが付いてきます。このシールには、最初に書いた簡単な設定法のほか、アカウント情報やDDNSを使ったアクセス法(URI)が載っています。

アカウント情報やURIはパソコン用で、QRコードには スマホアプリ用でこれらが暗号化されて入っている様です。

想像するに、カメラをインターネットにつなぐと、自動的にメーカーのDDNSサーバーにアクセスし、そのカメラ用のドメインにIPアドレスが登録されます。アプリはQRコードで知った情報を復号し、URIにアクセスして認証する仕組みの様です。

つまり、機器ごとに設定が必要な情報をまとめてQRコードに含むことで、機器側のDDNSの登録と、機器固有の情報のアプリ設定を連携しています。ここでメーカーが、URI、アカウント、パスワードを機器ごとに変えていて、それをユーザが変更しなくても一定のセキュリティが保てるところが良くできていると思います。ちなみに特許出願中の様です。

まとめ

かつてPOP-NEWSというUNIXワークステーションがありました。これは、非常に安価なことと使い易さを考慮して居ることが特徴でした。ネットワークを含めて多くの管理作業がGUIでできるようになっていました。

しかし、当時は自動化のためのプロトコルがあまり普及していなかったことや、文字入力が必要だったことから、(当時としては画期的でしたが)それほど使い易い物ではありませんでした。

今回、Qwatchを設定してみて、ハードとサービスを統合し、スマホの機能を駆使することで、新しい時代を切り開いたと思いました。上記のほかにも、位置情報の登録などいかにもスマホらしい機能もあります。

反面、動画をNASに保存するための設定には文字入力が必要だったり、映像の動きを検知した際のメール通知の設定にはパソコンが必要だったりと、コストや技術的に難しいところもあり、今後に期待したいところです。

同じような価格帯でもっと多機能な物もありますが、簡単に設置できることや安定して動作することがこのカメラの魅力だと思います。電波の弱いところからアクセスした際におかしくなって電源の入り切りをしたことがありますが、それ以外のトラブルはありませんでした。

なにより、技術と工夫によって商品の完成度が上がるということを勉強させていただきました。それだけでも大変「お得な買い物」だったと思います。


光プレミアムからフレッツ光 隼(はやぶさ)への移行

NTT西日本で工事費無料、料金が同じままで光プレミアムからネクスト(NGN)の1Gbpsサービスのフレッツ光 隼への移行キャンペーンをやっていたので、移行しました。

なぜフレッツか

  • 関西ではeoがお得なのですが、@niftyを使っているので別途費用がかかる。メールだけ残して移るのが王道ですが、家族のメアドやココログがあるので面倒
  • ひかりTVが、ほどほどのチャンネル数でまあまあ安い
  • 携帯がauなのでauひかりなら安くなるが、@niftyにつながる戸建てサービスは対象外地域
  • 特に遅いとも感じてなかったが、同じ値段ならひかりTVを使っているので帯域に余裕がある方が良いと考えた
  • 良くも悪くもIPv6の可能性

事前調査・準備

  • ルータ用の無線LANカードは100円でレンタルできるが5GHz帯はない。auの無料レンタル無線LANを継続利用にした
  • 終端装置、ルータ、光電話アダプタが一つになる。LANで光電話アダプタを離れたところにおいていたので、LANを電話線代わりにして、3つの機器を1カ所に集めた(ホームセンターでELPA ADSL用変換アダプタ8極ー6極 TEA-076を購入。サンワサプライやエレコムのRJ45-RJ11変換アダプタより安かった)
  • 直前に届く郵便を残しておく(設定に用いるIDとパスワードがある。IDはひかりTVでも使う)
  • @niftyなどのプロバイダのIDパスワードが必要

工事

  • 1時間かかっていなかった
  • 機器を順番に外し、光ケーブルの終端を再処理して、ルータ接続、動作確認をされ多用す
  • 通話確認までしてもらえた
  • たまたま営業の方が手が空いていたようで、工事担当者とともにこられた。工事は電話開通までだが、お年寄りなどでわかられない場合は設定を手伝う事もあるらしい

設定

  • ルータのIPv4アドレスが変わったので、無線ルータを再起動した。自動判定でアクセスポイントモードになったもよう
  • 簡単設定のマニュアルを見てMacで手動設定しようとした。パスワード設定後、ユーザを聞かれてMacでの設定をあきらめた(ルータのマニュアルにユーザ名が書いてありました)
  • 無線ルータにつながったPCで設定しようとしたが、光電話通話中なPC(OS?)によって異なるエラーが出た
  • 無線ルータを外してLANでPCを接続、メールの設定はSKIPして簡単設定終了
  • セキュリティソフトのインストールエラーは、別のPCで設定済みだから?

ひかりTV

  • 通信ができなくなり、電源をOFF/ONする。
  • NTTのID設定後、西日本は24時間以内に使える様になる旨表示される。
  • 1時間ほど待っても表示が変わらないので、再びOFF/ONすると、正常動作する様になった。

感想

  • 速くなった気もするが、新しいPCは無線LANがメインなので、体感速度は変化なし
  • ルータのLANポートが1Ghzになった(これがうれしい)
  • 機器は1つになってすっきり。S社のゲーム機のような大きさです
  • IPv6(リンク先はWikipedia)への期待と不安

と言ったところです。設定でトラブらない様にWindows PCをルータにLAN接続するのが安全だと思います(短いLANケーブルが1本ついてきました)。

フレッツは他社よりも割高感があるので、品質向上につながるキャンペーンはドンドンして欲しいと思います。

au の無料レンタル5GHz無線ルーター HOME SPOT CUBE

iPhone 5 にMNP 移行した際にカウンターに、一辺が7cmほどの小さな白い箱がありました。そういえば、auも携帯の回線を空けるための施策を取ったというニュースがありました。それがこのHOME SPOT CUBEです。ソフトバンクも11n(2.4GHz)のfonルータを配っていましたので、同じ程度のものだと思っていました。しかし、登録作業中に少し時間があったので聞いてみると、なかなか良さそうなのでレンタルしました。

  • 5GHzで使える。iPhone 5も対応している。
  • 定額パケット契約をしている間は無料。
  • 携帯の解約時には返却。箱はなくてよい。本体のみ。

実際つなげてみると、無料でもらったfonと違って、なかなか良くできていました。

  • 2.4GHz WPA・WPA2用/2.4GHz WEP・WPA・WPA2用/5GHz WPA・WPA2用の3つのSSIDが使える。組み合わせに制限はあるが、個別に止める事もできる。
  • WEP対策用と思われる機器同士の通信の禁止、インターネット接続のみ許可(隔離)などの設定がある
  • 無線ゲートウェイとしての機能は一通りある(念のため上記リンクの取扱説明書を確認してください)

はまりどころとしては、以下の2点です。

  • ルーター設定用のアドレスが再起動後に変わってしまい。マニュアルにあるアドレスではなく接続しているPCのサブネットのの254を参照するとつながりました。
  • MacBook airの接続でDNSが見えませんでした。つなぐときはチャネル幅を20MHzにするとうまくいきました(2.4GHzで確認)。
  • 再起同時に通信中のPCのネットワークインタフェースがハングアップしたようで、IPCONFIG/RENEWができなくなりました。PC再起動でなおりました。

トータルすると、@niftyでは利用がグレーなfonから離れられましたし、5GHzも使える様になって満足しています。さらに我が家にある、Panasonic TH-L19X50というテレビは、無線でお部屋ジャンプ(DLNA)するには5GHzでないとコマ落ちが発生していました(マニュアルに載っているので仕様の様です)が、これで解決しました。ラッキー(ただ、電波が弱くて(アンテナ2本)音が途切れている様ですorz)。

auさんの戦略としては、スマートバリューのように携帯だけでなく家庭内のネットワークを押さえる事で、他社に映りにくい様にしているのでしょうね。せっかくなのでその戦略に載りたいのですが、スマートバリューで@niftyが使えるのはKDDI光だけで、関西はマンションタイプしかないそうです。残念!

TwitterとSNSの違い

Facebookな人からTwitterの説明を求められたままだったので、個人的な理解と感想をまとめてみました。

SNSとは

SNSとは、mixi、OpenPNE、Facebookのように相互に友達関係を認める事によって、お互いの日記やつぶやき、写真などを共有できるシステムです。SNSは閉じた関係が基本になっていて、友達以外には見せないという設定がある事はもちろん、友達の更新情報を見ないという設定があります。

更新情報がわからなければ、更新されたことがわからないので不便なのですが、いつも連絡を取るほどではないけど、気になった時に見るという友達の距離感が設定できる様になっています。情報を公開する場合には、その範囲をすべての友達だけでなく、友達の種類などその人との関係で制限できる様になっています。

また、コミュニティグループの運営も可能でも誰でも入れるものと管理者の承認が必要なものがあるなど、人と人の結びつきによって、情報の公開範囲を制限できる様になっています。

このようにSNS(Social Network Service)はその名の通り、社会における友達や仲間の関係をネットワーク上で実現しようとする者です。

Twitter

Twitterはミニブログと呼ばれるように公開が基本です。ブログはWeblogの略で、日記のような日々の出来事を書いて公開するシステムです。Twitterは1回の書き込みがSMSと呼ばれる携帯電話の通信に合わせて140文字に制限されていますので「ミニ」がついています。

一般のブログには書いた内容にコメントする事ができますが、Twitterは140文字しかありませんので、Retweetという転送と自分のつぶやきという形でコメントします。最近のTwitterクライアント(Twitterを使うためのプログラム)では、他の人のつぶやきを引用してコメントする機能もありますが、両方を合わせて140文字までにする必要があります。

また一般のブログにはRSSという更新情報を知る仕組みがありますが、携帯電話には向かないデータ量の多い方式です。そこでTwitterにはフォローという仕組みがあります。フォローをするとそのアカウントのつぶやきをリアルタイムに見る事ができます。つぶやきはフォローしている人と自分の者が時間順に表示されますので、TL(タイムライン)と呼ばれます(8/29追記:TwitterにもRSS配信があるようです。 ツイッター(Twitter)のつぶやきをRSSで読む方法 http://webdirector.livedoor.biz/archives/52463773.html)。

タイムラインは情報をリアルタイムに見る仕組みです。Facebookのニュースフィード似ていますが、Facebookが友達と購読しているフィードと自分の書き込みが表示されるの対して、Twitterは友達という概念がありませんので、購読フィードと自分の書き込みに相当する情報が表示されます。

コミュニティグループの概念もありません。できるのは関連する話題にハッシュタグと呼ばれる#から始まる文字列をつぶやきに入れる事と、コミュニティの名前を持つアカウントを作る事です。ハッシュタグは勝手につける事の可能な印ですので、クローズドな関係を表しません。たとえば、肝臓に良いと言われるウコンとキリシタン大名の高山右近が同じハッシュタグでつぶやかれる事もあります。

Twitterにも少しだけ関係性を示す方法があります。一つ目はタイムラインへの表示を制限するブロックと返信です。フォローは基本的に自由にできますが、ブロックされるとフォローできません。リアルタイムに知れれたくない関係がブロックです。返信は送信元のアカウントと返信先であるアカウントの両方をフォローしていないとタイムラインに表示されない連絡方法です。これらはタイムラインへの表示を制限しますが、各アカウントのページに行くと見られてしまいます。

連絡内容を公開したくない場合は、ダイレクトメッセージで連絡を取ります。ダイレクトメッセージはフォローされている人がフォローしている人に送る事ができます。新聞を取っているとチラシが挟まっている事があるようなイメージですね。

こんほかにもプロテクトをする事で公開を制限できます。プロテクトすれば、フォローを許可された人以外はつぶやきを見れなくなりますが、あまりTwitter的ではない使い方でしょう。

気をつけたい事

すべて公開されている

基本的にすべての情報は公開されています。あなたのつぶやきはフォロワー以外にも見られています。自分のブランド作りに利用するぐらいの気持ちでないと、変な誤解を受けてしまう可能性があります。

かつて、フォローしていない方から私のつぶやきについて声をかけられた事があって驚きました。フォローをせずにリストから時々チェックする、それがその人との距離感で、都合の良い読み方なのでしょう。

基本は1方向のつぶやき

基本はブログですから、勝手につぶやいたものを他の人が見るだけです。見るも見ないも読み手の自由です。お返しフォローなどをされる方もありますが、フォローした人のRetweetは非表示にできますが、つぶやきは非表示にできません。必要な場合のみフォローをした方が良いでしょう。

友達の関係になりたいならSNS、友達に限らない相手の普段の考えを知るならTwitterです。

・レッテルを貼らない

リストの仕組みを使えば、アカウントをグループ分けして管理できます。リストは公開できるのですが、その際にリストの名前も公開してしまいますので注意が必要です。出身校や趣味など、リストに載せられる人が公開していない情報をリスト名に使う事はあまりお勧めできません。

また、自分のフォローしている人やフォロワーに対して論評すると、たとえ正しい情報や良い情報であっても気持ちのよいものではないでしょう。増してや勝手な思い込みで論評するという事は論外です。フォロワーがそこで何も言わないと、それを認めた事になってしまうからです。

フォローを外されても動揺しない

フォローと言うのは、公表資料をリアルタイムで読む事です。ダイレクトメッセージが遅れなくてもメンションといって、つぶやきに相手のアカウントの前に@をつければ連絡を取る事ができます。増してや他の連絡方法があるなら全然問題ないでしょう。上述のようにリストで管理する方法や、別のアカウントで読む方法、直接見る方法もあるからです。

最近はTwitterを他のSNSに転送される方もたくさんおられます。Twitterで見たのに、またFacebookでもチェックしないといけないのでどちらかで読めば情報収集は十分です。私も何度か外しました。しかし、Twitterで複数人で議論をしだすと、すべての人をフォローしていないと不便でした。そのような可能性がある場合は、我慢するしかないでしょう。

まとめ

Twitterはミニブログです。SNSとは異なる情報発信や情報収集のための緩い関係を築きます。うまく使えば情報収集やブランド作りに役立ちます。また、オープンなコミュニティにも役立つでしょう。その反面、程よい距離感の友達関係を示しませんし、クローズドな関係を扱うのには向いていません。

Twitterは基本的に公開情報ですので、便利な反面、公開情報で恥ずかしい思いをしたり、容易に人を傷つける事もできてしまいます。その特性をきちんと理解して、うまく活用してください。

Dynabook N510/06AB 使用感。2週目

やっぱりメモリ8GBは偉大です。ぱっと開いて、ぱっと起動、ぱっと操作という、どこかの待機電力の大きいレコーダの様に快適です:-)。

当初、ギラギラして嫌いだったデザインはどうも滑り止めのようです。電車の中で膝の上(のカバンの上)において、キーボードを操作すると手の甲がギラギラデザインにフィットしてこれまでのパソコンにない安心感を感じます。

WiMAXはgooでの測定値よりも早く感じます。色々なサイトと時間の組み合わせをすると、自宅(アンテナ3本)で6723 Kbps出ていました。以前の測定値の2倍以上です。

そんな感じなので、自宅でもプリンターを使わないかぎりWiMAXのままにしています。WiFiとWiMAXが排他利用なので、ちょっとした操作ですが面倒なのですよね。

自宅で使っているとSSHのセッションが時々切れています。WiMAXはそのようなものなのかもしれません。昔のADSLよりは早いですから、満足しています。

外での利用も快適です。阪急電車はもちろんのこと、大阪モノレールも駅周辺は大丈夫です。大阪モノレールは東西に広がる住宅街を南北にまたがるようなルートなので、住宅の境界では電波が弱くなるようです。速度も遅いのでSSHで繋ぎっ放しにはできないようです。

慣れもあるでしょうけど、総合して買った時よりも満足感が増しています。自分にとって満足できるものがないときは、ここだけは譲れないというものにこだわって買うべきなのでしょうね。私の場合はWiMAXとメモリ8GBだったので、それにこだわってよかったです。

阪急京都線でWiMAXする

阪急京都線で移動しながらWiMAXしました。使用したのは先日買ったdynabook N510/06AB です。

WiMAXは通常、登録と契約が分かれているのですが、月末まで日数がなかったので自宅のプロバイダーである@niftyの1日払いにしました。

テストしたのは阪急京都線の桂~梅田間です。アンテナでいうと大体3本(強い)~5本(非常に)で2.1~4.7Mbps(住宅の少ないところが遅く大きな駅周辺が速いようでした)。総じて3Mbpsは出ているようで、時々0本まで瞬間的に下がっていました。自宅がアンテナ3本(強い)で2.95Mbpsですから、日中に走っている電車の中でこれぐらい出ていれば優秀でしょう(測定はgooスピードテス。具体的な数値はTwitter参照)。

SSHのセッションが切れるかも試してみましたが、片道で数回切れました。主に以下のような傾向があるようです。

  • 住宅のまばらなところで電波が弱くなる
  • 速度が低下すると電波のない時間が長くなって切れる
  • アンテナが0本でもある程度速度が出ているとうまくハンドオーバーできる

アンテナの本数が減るのは住宅がまばらなところですが、淀川の鉄橋の南側などではスピードが出ていて、セッションが維持されました。淡路の先の浄水場のところなどは、梅田行きはスピードが出ていて切れませんでしたが、帰りの河原町行きは夕方でスピードが出ていないためか、ハンドオーバーしている間に切れているようでした。

SSHのセッションの切れやすいところを並べると、

必ず切れる

  • 大山崎の京都寄り(天王山)
  • 長岡天神の大阪寄り(円明寺の手前)

スピード次第

  • 淡路の大阪寄り(浄水場)
  • 正雀の車庫
  • 南茨木の大阪寄り
  • 富田駅(通過時)
  • 高槻市の大阪寄り
  • 高槻市の京都寄り(京大農場)

このうち、不思議なのは長岡京市の大阪寄りです。住宅もそれなりにあるのですが、アンテナの位置の問題か、管理上の問題か、IPアドレスの再取得までしていました(それ以外は単純にセッションが切れるだけですぐに復旧しました)。

このテストのようにSSHを移動中に使うのがそもそも変で、Webの参照なら失敗しても再読み込みをすれば良いだけです。40分程度に再読み込みがせいぜい数回程度の再読み込みです。これだけ使えれば十分でしょう。これまで、アステル、DDI、b-mobile、WILCOM、イーモバイル、au、とPCで使ってきましたが、速度を考慮すると一番使えるように思います。

ところで、WiMAXはそのスピードよりもPCに内蔵できる点に注目しています。これまでだと、通信装置+ケーブル、直刺し、無線などいろいろありましたが、PC以外にも持ち歩かなければならず、直刺し以外では充電も必要でした。WiMAX内蔵のPCだったら、座って開いてすぐ使えます。ようやく、こんな時代が来たのですね。

予想以上に優秀だったので、1日契約ではなく年間契約を検討しています。私の場合は@niftyなので月額3500円程度、月に6回以上使えば元が取れるはずです。

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