[#TiDD] 出版裏話4:「チケット駆動開発+テスト工程管理のAtoZ」
来月発売の「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の表紙が翔泳社オンラインショップで公開されました。
表紙を見てお気づきのように、本のタイトルにならなかった「チケット駆動開発」という言葉が載っています。この「チケット駆動開発」という言葉には、私もあきぴーさんも思い入れがあり、本の内容の多くは「チケット駆動開発」が中心になりました。執筆開始当初は1部のタイトルも「BTSによるソフトウェア開発の作業管理」となっていたのですが、収まりが悪くなり、ついには「チケット駆動開発技法」となりました。
Redmineのチケットを使ってタスク管理する本としては前田さんの「入門Redmine」や倉貫さんらの「Redmine -もっと手軽にプロジェクト管理!」、ファーエンド株式会社の「オープンソースによるプロジェクト管理入門」があります。これらの本はいずれも良い本で、プロジェクトでRedmineを使う場合に非常に役立つと思います。
しかし、チケット駆動開発をさらに実践するには、チケット駆動開発の背景や歴史、アジャイル開発との関係、チケット駆動開発のプラクティス、Redmineのプラグイン、ツールとの連携など、さらに多くの知識が必要です。そこでこの本には、あきぴーさんと私の経験談をはじめ、多くのノウハウを詰め込みました。
だからこそ、表紙に「チケット駆動開発」の文字が入っていることがとてもうれしいのです。
目次は以下のようになっています。
第1部 チケット駆動開発技法 ─BTSによる作業管理─
第1章 障害管理ツール(BTS)
第2章 BTSとツールの連携
第3章 チケット駆動開発 .チケットによるタスク管理.
第4章 チケット駆動開発(TiDD)のはじめかた
第2部 Redmine によるタスク管理
第5章 Redmine の運用方法
第6章 Redmine の高度な使い方
第7章 チケット駆動開発の実践的な運用方法
第8章 チケット駆動開発を発展させるアイデア
第3部 RedmineとTestLink の連携
第9章 TestLink の運用方法