アジャイルジャパン大阪サテライト2017の感想
SS2017のポストイベントがなくなったので、 急遽スタッフとして参加しました。
(1)キーノート:シンアジャイル(Joshua Kerievsky)
モダンアジャイルについての説明。タイトルはAgileJapan2017のタイトルにあわせて変更されたようです(シン・ゴジラをまねた?)。
個人的にアジャイル開発のタイムボックス管理は、作業タイミングを固定化するので超短期開発にはフィットしないと思っていました。Kerievsky氏は早くからタイムボックスを守るよりも顧客のメリットを考えようと言われていたそうです(そのとおり!)。
提案する新しい4つの原則は従来のアジャイルマニュフェストに対応しながらも、顧客やソフトウェアの安全性に配慮したものでした。
講演概要
http://www.agilejapan.org/session.html#session01
Agile 2016の基調講演: モダンアジャイル
https://www.infoq.com/jp/news/2016/08/agile2016-modern-agile
チェンジビジョン/英和システム 平鍋さんの説明
https://anagileway.wordpress.com/2016/10/07/modern-agile-jp/
(2)ヴァル研究所 新井さんの講演
アジャイルを社内に広げる際の話。みんなが積極的になるように色々と工夫された中で、権限(部長)があるので、一部の活動が社内評価と連動するようにした。と言われていたので懇親会で質問させていただきました。
質問は、社内の仕組みと連動すると、義務感ややらされ感が出ると思うが、どのようにバランスをとられているか?
答えは、社員には積極的なできる人と、受身の人と両方いて受身の人も働いてもらわないといけない。ルールを決めても相手によって変えている。とのこと。
つまり、ルールはがちがちにせず、運用時に人を見て、たぶんチームによっても変えているのでしょう。エンジニアは、ついつい一貫性が気になりますが、個人個人を良く見ると言うことが重要だと思いました。
ちなみに、「上から見てなので、みんながどう思っているかはわからないですけどね。」と謙虚に言われていたのが印象的でした。
(3)コニカミノルタの久保さんによるエモイ話
人はなぜ生きているのか?それは人生を楽しむためである。
なぜ苦しみがあるのか?それは、いつかより人生を楽しめるからである。
いい人である必要は無い。人の顔色ばかり見る必要は無い。わかってあげるだけでいい。
そう、生きているだけで素晴らしい。
そう思いました。