【告知】 ソフトウェアエンジニアのシンポジウム投稿のススメ 2016/3/11(金)夜
ソフトウェア技術者の仕事は、ソフトウェア開発を通じてシステムを開発することです。そして日々の経験を重ねることで、技術力を向上させています。
そんな技術者にとってシンポジウムは最高のコミュニティです。シンポジウムは査読と呼ばれる審査を通った人だけが発表できます。査読によって、発表する経験や発明が本当に広く役に立つ情報か、これまでの技術との違いをきちんと説明できるかを審査されています。
シンポジウムは、そんな役に立つ最新の技術が聞けるだけでなく、発表者と直接議論できる「場」です。
あなたもシンポジウムに投稿してみませんか?
もちろん、参加するだけでも議論に参加し、多くの仲間を作ることができるでしょう。でも、発表者になったなら、あなたの技術は広く知られ、より良くするためのアドバイスをもらうこともできるでしょう。
そして何よりも発表者自身が技術を整理することで、社会との関係を見直すことができます。明確になった技術によって仲間が得られ、その技術をさらに高めることができます。
しかしうまく整理できないと、査読で落とされることになります。きちんと整理するには、査読でどのように評価されるかを知り、無駄なく適切な表現で、客観的に説明できないといけません。
これは、簡単な様で難しい作業です。特に現場で働く社会人は説明したいことが多く、話が流れる、ポイントが絞れない、一貫性がない、などわかりにくくなりがちです。
そこで、ソフトウェア品質シンポジウム(SQiPシンポジウム)実行委員会の主催、
ソフトウェア技術者協会 関西支部の後援で、ソフトウェアエンジニアのシンポジウム投稿に向けた勉強会が開かれることになりました。
ソフトウェアエンジニアのシンポジウム投稿のススメ
申し込み:こくちーずプロ(告知'sプロ)
日時: 2016年3月11日(金) 19:00〜21:00
場所: 一般財団法人日本科学技術連盟 大阪事務所(新藤田ビル11階) 1102室
住所: 大阪府大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル11階
参加費: 無料
この勉強会では、「社会人のためのシンポジウム発表入門 - リーン論文作法」と題して発表させていただくことになりました。短い時間ですが、ポイントを絞ってご説明する予定です。
ぜひ、勉強会に参加して、あなたの技術をシンポジウムに投稿してください。きっと新たな世界が広がることでしょう。
【おまけの告知】
SS2016のプログラム委員をしています。今回の勉強会より前の3月4日(金)が締め切りです。事例報告は要旨とスライド原稿で応募できます。応募の際に「阪井から聞いた」と書き添えていただければ幸いです。
ソフトウェア・シンポジウム 2016 in 米子 (SS2016)
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