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会社の愚痴と上司の視線2 - 夢は大きく -

前回の会社の愚痴を言わない理由の続きです。

転職を考えた方が良かったかもしれないタイミング

社会人を長くやっていると、お誘いを受けることもありました。そういう時はたいてい仕事が調子に乗っている元気な時でした。仕事が面白い時ですから、もちろんお断りしました。

しかし、転職を考えた方が良かったかもしれないのは、前回書いたSONY NEWSのブームが落ち着いて、SRAが他のワークステーションも売る様になった時です。

NEWSの技術サポートを始めた頃は、TCP/IP関連の工数を受けたり、暇を見つけてはユーティリティを販売して部長賞をもらうなど、それなりに面白かったです。

しかし、NEWSがSystem Vを採用するなどして方向性が変わり、いわゆるSI的な売り方が始まったのです。技術的に興味深い事も減って、システム開発の裏方に回るようになりました。

元々はプログラミングがしたいのですから、面白くなかったのです。やがて、技術的な事にも興味がわかなくなりました。当時のように腐っている状態が続いていたなら、転属か転職を考えた方が良かったかも知れません。

夢が小さかった

振り返ってみると、開発をしている時も、技術サポートをしている時も、自分のメリットだけを考えていました。ものづくりの喜びや技術的な興味、つまり自分の欲望が仕事の目的だったと思います。

欲望というのは満たされる事がありません。美味しいものはもっと食べたいですし、お金はもっと欲しいです。欲望が止まる時はそれで何かを失う時だけです。

当時は仕事に楽しい事を求めていて、仕事を楽しくする努力もせず、そもそも仕事で実現すべき事は何かを考えていなかったのです。

喜ばれる報告書

あるとき、1番目の候補者が断ったということで、奈良先端大に留学する話がありました。現状に不満を抱いていたので、家族に確認もせずにOKしました(残業手当が出なくなるので、かなり怒られましたw)。

留学後、学会の研究会に出ると「何をされていたのですか?」と聞かれ、「営業の技術支援です」と言うと妙な顔をされました。まあ、普通はいませんよね。そこで「会社が新しい事をする時に何でもさせられるんでよね」というと、不思議に納得されたりしました。

あるとき、同期入学のWさんが会社への報告書を書いているので読ませてもらうと、まるで旅行記の様な面白い文章を書いていました。それまで、報告書というのは義務的で、面倒臭いものだと思っていましたので、とても驚きました。

Wさんに聞くと、こう言いました。

「報告書なんて誰も読みたくないんですから、面白い事を書いておかないと読む人がかわいそうですよ」

「目からウロコ」というのは、こういう事を言うのでしょう。 報告書というのはお決まりの内容を真面目に書けば良いものだと思っていました。

ましてや この友人は大手メーカー系の会社の人なので、几帳面な報告に違いないと思っていました。読む人に喜ばれるように報告書を書くとは驚きました。

夢は大きく

Wさんの話を聞いて仕事とは何か、それまでの自分の考え方が小さく感じられました。これまでは、自分が作るとか、自分が成長するとか、自分が楽しいとか、常に自分を中心に考えていました。

もちろん仕事は楽しくしないと能力が発揮できませんが、自分だけが幸せではダメだったのです。そんな小さな夢ではなく、大きな夢、人間的に豊かな夢を抱かないといけなかったのです。

自分が1番になるとか、給料を増やすとか、人の欲望はキリがありません。いつまでも満たされません。小さな夢では満足できないからです。

これに対して、人のため、社会のため、といった大きな夢は、たった一つでも幸せになります。昔、腐っていた時も、お客様に感謝されるとか、基礎的な技術を整理して発表するとか、もっと仕事を通して人の役に立つ事を考えていれば、有意義な時間が過ごせたと思います。

少しだけで良いので、自分の枠を超えた夢を持つ事が必要なのだと思います。それは、仕事に対する見方が大きく変わる第一歩なのでした。

(まだつづく

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