ソフトウェア産業に望まれる人材 - 情報の波に飲み込まれないには -
先日、阪南大学でスピーチしてきました。1年生向けの情報の授業で、IT関係の企業の方にお願いして学生さんに興味を持ってもらおうという主旨の様です。
内容は何でも良い様でしたが、せっかくなので私の思っている若い人への期待をお話しました。
私が若い頃に見聞きしたことに、最近思う事を加えた内容です。スライドには無い、飲み屋で話すような自己紹介がわかる様に業界を説明したあと、情報の波に流されない方法をお話ししました。
「情報の波に流されないように」私が新人研修の時に聞いた言葉です。でも、どうするかまでは教えてもらえなかったので、私流の方法として、
- 会社に閉じこもらない
- 対立構造として理解する
- 魚でなく魚の穫り方
- 現地現物
- 段取り八分
などなど、色々お話しさせていただきました。
色々アドリブでお話しした中では、授業内容のビット数と状態数とからめたり、息子の話から最近は教育がサービス化して段取りができなくなっているといったお話が、先生方に評判が良かった様です。
まだ1年生の学生さんなので、どこまで響いたかはわかりませんが、自分が若い人に何を期待しているか考えさせていただく良い機会になりました。
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