[#RxTstudy] 普及期に入ったRedmine
第12回 RxTStudy(Redmineとタスクマネジメントに関する勉強会@大阪)「ITS活用最前線 〜現場からの実践報告〜」に参加しました(つぶやきのまとめ)。
先日のredmine.tokyoでも、層が厚くなってきたと感じましたが、今回のRxTstudyでRedmineが普及期に入ったと確信しました。
ライトニングトークをさせていただきました
今回はライトニングトーク(LT)で「書籍はそろった!コミュニティで情報を共有すればRedmineはキャズムを超える」という発表をさせていただきました。
Redmineにはすでに色々な書籍が出ていて今年も増えますので、あとはコミュニティが活発になれば、という発表です。でも、今回の発表やパネルディスカッションでの会場とのやり取りを見ていると、興味本位ではなく、現場でもっと活用したいという方が多かった様に思います。
では、勉強会の内容を紹介しましょう。
「入門Redmine 第4版」を出された前田さんの基調講演
Redmine.jpでお世話になっており、書籍「入門Redmine 第4版」著者である前田剛さんは、事例を元にRedmineの運用についてのお話でした。Redmine.orgのお話や、以前メールで運用されていたされていたヘルプデスクの発展系のお話など、興味深く聞かせていただきました。
年2万コミットをサポートするRedmineを運用中の赤羽根さんの講演
SQiP2014でRedmine導入事例の経験論文を発表された赤羽根さんの講演です。SQiPでの発表を基に、多くの定量的なデータを説明していただきました。
多様なプロジェクト管理の発表でSPES2014ベストプレゼンテーション賞を受賞された陸野 礼子さんの講演
陸野さんの講演は100名規模の開発でのRedmineの事例を紹介していただきました。様々な工夫をベストプレゼンテーション賞の軽快な口調を紹介していただきました。
「組織に応じたRedmineの運用法」をテーマにパネルディスカッション
パネルディスカッションは、あきぴーさんをモデレータに議論しました。会場からも経験を踏まえた色々な発言があり、大いに盛り上がりました。
野村さんのライトニングトーク
RedmineとExcelを使ってCCPMっぽい事をしてみる
野村さんのLT発表は、RedmineのかゆいところをExcelでカバーして、CCPMのグラフにまで発展させたお話でした。ツールの良いところだけをうまく使うという発想は参考になると思いました。
おわりに
RxTstudyが始まった頃は、Redmineを知っている人が発表して、興味のある人が聞きにくるというイメージがありました。しかし、今や使っている人たちで議論できる様になり、本当に普及期に入ったと思いました。
Redmineは機能が豊富で、色々な使い方ができる事が特徴です。今回のRxTstudyのようにコミュニティで情報共有できれば、多くの人がもっとうまく活用できる様になると期待しています。
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