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CCPMから考えるボスのあり方 - マイクロマネージメントより親分肌 -

リーダーに求められる大切な事 - 100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 -で紹介したハンフリー氏の「TSPガイドブック:リーダー編」は、上に立つ人(ボス)がどのようにすべきかという事がたくさん書かれています。

その内容を考えていると、CCPMとよく似ている事に気付きました。

ハンフリー氏は、「TSPガイドブック:リーダー編」でアイアコッカの言葉を引用して「ボスのスピードがチームのスピードだ」(p.9)と書かれています。これは、ボスがCCPMでいうクリティカルチェーンになり易いという事です。

このような場合、CCPMではリーソースの競合を解消します。ハンフリー氏の表現でなら、管理するのではなくリードしてメンバーの能力が発揮できる「自律的なチーム」を構築せよ。という意味だと思いました。

また、ハンフリー氏は「その最大限の能力を最大限発揮できるようメンバーを動機付け、コーチし、後押しする」と言われています。これは、CCPMのバッファコントロールにつながると思います。

上の人が細かく口を出して、マイクロマネージメントすると、それぞれの担当者は身を守ろうとしてバッファを持とうとします。それよりは、どっしりと構えて「責任は俺が取るから、任せたぞ!」と親分肌でいる方が良いということでしょう。

CCPMでは、各作業を理想見積もりで計画して、全体でバッファを取ります。つまり、親分肌の全体バッファはボスが持っておいて、メンバーは自律的に最善を尽くすことで、全体最適ができるのです。

さらに、ハンフリー氏は「チーム全体を巻き込み、チームを働きがいがある楽しいところに」と言われていますが、これはCCPMが、プロジェクトを見える化して、効率的にプロジェクトを運営することとつながるでしょう。

このようにハンフリー氏が考える上の人のあるべき姿と、CCPMにつながる点があるのは、共にサーバントリーダーシップを目指しているからだと思います。TOC/TOCfEの東さん(@oyukun)が、「ザ・ゴール」を読んでTOCに惹かれたというのは、このような事なのかと思いました。

私もいつか読んでみたいと思います。


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