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[#TiDD] チケット駆動開発もAgileもより本質の議論に #aj12

Agile Japan 2012 でパネルディスカッションをしました。

まず、あきぴーさんの「チケット駆動開発の課題と展望」、次に中村さん「Redmineと守破離」で、最後に私が発表しました。

あきぴーさんがチケット駆動開発を展開する際の課題を話され、中村さんがRedmine導入の守破離を話されました。そして私が、最近はチケット駆動開発が難しいとか、うまくいかないというお話を聞くようになったので、成功のためにはビジョンが必要だというお話をしました。

3人で共通のポイントは「形骸化を恐れる」ということです。チケット駆動開発は広く普及しだしています。今回150名ほどの参加者のうち、半分近くの方がすでに実践されているようでした。

今回の発表内容も、ちょうどCMMが本格的に普及しだした頃に似ています。それまでの一般論から、組織に対する実践の議論に向かいました。どのように普及させるか、「守破離」などと言う言葉もそのころに出ていました。いかに現場に浸透させるか、以下に根付かせるか、そのような議論が行われていました。

出てきた質問で興味深かったのは、それが具体的なことです。CMMではどのように取り組むか方針の議論が多かったですが、チケット駆動開発だと取り組みは簡単ですが、いざ実践となると考えることが多いのです。なので、きちんとしたビジョンが必要になるのです。

色々と考えさせるパネルディスカッションでしたが、やはり2時間~2時間半はないと、盛り上がらないですね。いつか、本格的なパネルディスカッションがしてみたいと思います。

アジャイルに関しても同じように本質的な議論になってきたと思っています(別に書きます)。

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