時代の変化を体感! - デブサミ2011 その4 - #devsumi
Developers Summit 2011に初めて参加・発表しました。200人あるいは300人の5つの部屋で同時にセッションが行われるような催しは初めてで、その迫力に圧倒されました。
私の経験したシンポジウムではプログラム委員を決めて、その人たちの合議制で決めていました。とはいえ、民主主義は時間がかかるので、委員長がたたき台を用意して、あーだこーだいうのがせいぜいでした。
デブサミの詳細な方法は知る由がありませんが、少なくともコーディネータを複数決めて、その人たちが発表者に依頼・調整するという方法をとっているようです。なるほど、この方式なら、少なくとも並列度のコーディネータがいれば何とかなりますね。デブサミでは,
このコ-ディネータの選別が秀逸なので、多くの方が来られるのでしょうね。
さて、今回のデブサミでは時代の変化を体感しました。 それはTwitterと若手です。
1.Twitter
スタッフのみなさん、ソフトバンクの皆様のおかげで、これまでは電波の届かなかった会場にアンテナが設置されました。
私と小川さんの発表においても、多くのコメントが寄せられ、自分たちの発表がどのように思われたかが良くわかりました。
また、及川卓也さんのMS時代のお話(Webで公開されている)が興味深くてつぶやきましたが、内容に間違いがあり、ご本人からご指摘いただけました。これも、社会の上下関係を希薄にするインターネットらしい出来事だと思いました。
2.まとめサイト
デブサミ中からツギャザーが始まり、デブサミが終わるとすぐにまとめサイトができました。
この他にも、多くの方がブログにコメントをされており、協力によって分散処理を実現するチケット駆動開発のような作業分担が、実現されていることに感動しました。
素晴らしいまとめサイトをありがとうございました。
3.若手
デブサミは現場の開発者のお祭りです。私より若い人がたくさんおられ、元気よく発表されていました。その中でも、14歳の矢倉さんの発表は感動モノでした。しかもLTの短い間に、笑いもきちんととるという素晴らしい発表でした。
日本の未来も大丈夫だと思うと共に、会社の若い人たちにもぜひ外に出てほしいと思いました。
4.最後に
あれだけのイベントを開催するのはとても大変なことだと思います。スタッフのみなさん、ボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。また、Softbankのアンテナ設置に努力していただいたスタッフのみなさん、雅叙園のみなさん、Sofybankのみなさん、ありがとうございました。
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