[#TiDD] チケット駆動開発がもたらすプロセス
ブクログにある「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」のコメントで「自然と取り組むようになる」という表現が安直とのことなので、すこし考えてみました。これには、以下の3つがからんでいて、それがポイントだと思います。
- BTSの機能(バージョンorマイルストーン、フィルタリング、ガントチャート)
- マネジメントの基本(課題の管理、リスクベース、朝会、ふりかえり)
- チケット駆動開発が必要なプロジェクト(多環境、多作業、多変更)
実際に著者の二人は自然とプロセスが改善されたわけですが、それは上記、特に3番目に気付いていたというのが大きかったのかもしれません。コメントしていただいた方は「斜め読み段階」ということなので、まだイメージが沸いておられないのかもしれません。とくに3番目の問題はチケット駆動開発の背景にある課題なので、その解決法を探っているかどうかが「自然と」につながるように思います。
このあたりのお話も、じっくり読んでいただければ本の中で説明しています。しかし、「チケット駆動開発とは」的な書き方や、個々の課題についての議論ですし、ハンドブック風に「こういう風に計画を立てるのですよ」といった記述にはなっていません。より具体的なイメージを容易に持っていただくためにも、チケット駆動開発を導入して、どのようにプロセスを構成するかなど、さっと見て分かるようにいつかまとめられればと思っています。
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