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[#TiDD] チケット駆動開発とデジタル化

昨日書いた記事で、チケット駆動開発によってアナライザ型の人が元気になったことは、デジタル化の効果だと思います。

これまであきぴーさんとチケット駆動開発の論文を書く際に、様々な議論をしてきました。その中で、「デジタル化」あるいは「オンライン化」についても何度か議論しました。デジタル化は、たとえば「XPのタスクカード」を「チケット」にデジタル化するというと説明が容易になります。しかし、論文で発表する主たる効果としてはインパクトの弱いもので、これまでデジタル化とはあまり書いていませんでした。

今回、デジタル化をコーチングの分類と絡めることで新しい展開が見えてきました。しかし、デジタルならではのメリットもある一方で、デジタル化に伴う弱点もあります。特に簡単で全体を鳥瞰できるのはアナログ媒体ならではのよさでしょう。今回は、これらの特徴を考えて見ます。

デジタル化の長所

・膨大なデータを分類して記録することができる
・データベースを利用することで、膨大なデータの中から属性値に基づいて抽出できる
・分類することで情報が単純化され、本質的なコミュニケーションが容易になる可能性がある(きっと、これが、アナライザ型の人の能力を引き出すのでしょう)

デジタル化の短所

・データ長、属性数の制限がゆるいので、利用するうちにデータが膨大になる
・手作業では対応できなくなるので、分かりやすくまとめることが困難
・単純化されるので、ある程度データを蓄積するまでは情報量が減る

BTSの限界と対策

先日のSPI Japanで、大量のチケットが捌けないというお話を伺いました。複雑なものを管理する方法で、よくあるのは構造化です。階層的に扱うことで管理が容易になります。しかし、大量のデータを分析、判断、決定をするには、まとめるか、間引くか、して、アナログ情報の鳥瞰を実現する必要があります。

BTSには古くからまとめる機能があります。マイルストーンやバージョンなど、チケットを何らかの単位で集計することで、詳細を見なくても概略を見ることができます。しかし、これはマイルストーンやバージョンなどの一つの属性に基づくものですので、データ量が多すぎる場合には限界があります。

BTSで階層化する場合、サブタスキングや関連付けが行われますが、これは、良く考えると上位のチケット分だけデータを増やしています。このため、集計結果を上位チケットに更新する機能があっても、下位チケットを含めて管理対象にしていては大変です。

管理対象にするかどうかの属性を増やして、それを元に抽出して表示する、つまり間引くことが必要だと思います。

また、チケットが大量にある場合は、Webベースの入力は大変ですし、外部との連携も考慮すべきでしょう。

デジタル化の可能性

かつて在宅勤務が話題になったとき、現行の仕事をどのように持ち帰るかと言う観点で議論されました。しかし、仕事をデジタル化することで、ある程度分散が容易になると思います。また、最初に述べたように、これまでは能力が発揮できなかった人が能力を発揮できる可能性があります。

とはいえ、デジタル化にも長所と短所があります。何でもデジタル化すればよいわけではありません。長所を伸ばし、短所を回避するノウハウを蓄積することで、新しい未来が開けてくる。その可能性を感じています。

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