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[#TiDD] チケット駆動開発はプロセス改善

プロセス改善とは文化を変えることです。チケット駆動開発はプロセス改善です。単にツールを導入するのではありません。

BTSを中心に環境を整備して、開発現場の複雑な作業をツールに任せることでよりクリエイティブな作業をするという文化が、チケット駆動開発の文化です。

さて、このような文化をどのように根付かせるか、それは1990年代にCMMが話題になった頃のプロセス改善の議論が役に立つと思います。当時のキーワードには以下のようなものがありました。それぞれについて考えてみます。

1.トップのコミットメント

プロセス改善には予算が必要です。たとえ必要なツールが無料であっても、組織の活動とするには、学習のための時間が必要です。また、あまり乗り気でない人たちに理解を得るには成果を報告したり、ワークショップでモチベーションを高めることも必要でしょう。

2.プロセスチャンピオン

組織を変えるのはトップの号令だけでは困難です。組織のプロセス改善を引っ張っていく「プロセスチャンピオン」の存在がプロセス改善を成功に導きます。

3.成功事例を作る

今までのやり方を変えるのは誰でも抵抗があります。その抵抗感を和らげるのは、イノベータの成功事例です。「やってみようかな」と思わせるような効果が必要です。そのためには、最初の対象となるプロジェクトやタイミングは非常に重要です。

CMMに対するこのような議論が、SEA-SPINJASPICSEA関西SPINで行われてきました。CMMのように大きなブームになれば、営業的な観点からトップのコミットメントを得ることも比較的容易かもしれません。

しかし、チケット駆動開発のような最近名前が付いた技術の場合、まずは成功事例が必要でしょう。そこで、補完型のチケット駆動開発が大きな効果をあげるのではないかと思っています。

あと、近年のアジャイル2次ブームを利用するなら、XPのタスクカード、スクラムのバックログをチケットに置き換えることから始めるのも良いかもしれません。

つづく

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