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クリスマスにお勧めの曲

クリスマスとは何か?

去年、プロジェクトの打ち上げの2次会でのこと。その場の雰囲気で、一定時間ごとにお酒を作ってくれる人が変わるお店でのこと。口説く趣味もないので興味本位でクリスマスが何の日かを質問をしてみました。さすが日本の若人、4-5人のうち「キリストの誕生を祝う日」と言ったのはたった一人で、それ意外の方はボロボロでした。

日本は不思議な国です。そもそもクリスマスは「キリストのミサ」の意味、キリストをカトリック教会で祝うのが語源です。日本でキリスト教徒は1%、カトリックはその半分で0.5%しか居ないそうです。そのお祝いを全国でするのですから、キリストもお喜びでしょう。

そもそも、馬小屋で生まれたら死にそうな冬のクリスマスは誕生日ではありません。ローマの宗教であったミトラ教の太陽神の祭りと重ねるためには政治的に決まったそうです。そんな日でも、年に一度、楽しむことが大切なのでしょうね。

吉田拓郎「諸人こぞりて」

クリスマスになると毎年のように流れるのが吉田拓郎さんの「諸人こぞりて」です。歌詞は元のままで「神様が生まれたぞー、やれ祝え」といった歌です。この歌が入っているのは「クリスマス」というCDで、吉田拓郎, 泉谷しげる, 井上陽水, 小室等というフォーライフの時代を築いた面々です。

このCD(当時はレコード)は作りすぎて会社が傾いたそうですから、半端ではない力の入れ方、売れないCDだったのでしょう。でも、フォーク好きが集まってパーティをしているようなこのCDは結構楽しめます。特に泉谷さんの悪ふざけに拓郎さんが突っ込んでいる様子は、実際のパーティの様子を見ているような気がします。

ボブ・ディラン「Christmas In The Heart」

ボブ・ディランといえば私よりも少し前の世代の歌手で、ガロの「学生街の喫茶店」で名前を知っている程度ですが、「風に吹かれて」と言えば多くの方がご存知でしょう。

ビッグ・イシュー133号によると、ボブディランの親はユダヤ教徒でしたが、70年代遅くに洗礼を受け、以来、ゴスペルのアルバムを出されていたようです。そしてクリスマスアルバムを出したそうです。

このChristmas in the Heartの収益金は経済的に苦しんでいる人たちのクリスマス・ディナーを買うために使われるようです。

このCDを聞いて驚いたのはボブ・ディランの声。渋い!とても渋いです。ルイ・アームストロングみたいな声です。部屋を暗くして静かに聞きたくなるような、ちょっとしわがれた太い声です。若い頃はこんな声ではなかったと思うのですが、低音の良く聞こえる環境で聞くと最高です。 ぜひ、一度聞いてみてください。

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