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[#TiDD] 出版裏話5:「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」 詳細目次

どこまで公開してよいものかと思っていたのですが、翔泳社オンラインショップで詳細な目次が公開されていたので、ここでも公開します。本当はもっと内容があったのですが、あまりにもページが増えたので何節かを削除しています。今回は、そのときのことを書こうと思います。

この本の特徴は、共著者のあきぴーさんの人脈でたくさんのレビュアをお願いしたことです。チケット駆動開発の提唱者であるまちゅさんをはじめ、「JUDEで学ぶシステムデザイン」の著者で出版のきっかけを作ってくださった細谷さん、オープンソース開発にRedmineを使われている黒田さん、TEF関西でおなじみの仲さん、そして、説明不要の平鍋さんと倉貫さんにはレビュアのほか「まえがき」まで書いていただきました。

書いている本人は、熱くなっているのですばらしい本になったと勝手に思っているのですが、やはり色々な方にレビューしていただくと多くの指摘をいただきました。おかげさまで、かなり改善することができました。(どうもありがとうございました。>レビュアの皆様)

泣く泣く削除する際も、削除の候補のうちどうしても残した方が良いもの、逆に消したほうが良いもがあれば教えてください、と質問をさせていただきました。結局、削除候補以外の削除した方が良い節はなく、逆に削除候補からは「残してほしい」とレビュアの方からのお言葉をいただいて復活した節があります。この件で、少しは自信を持つことができました。

出版が近づいて、まえがきを書いていただいたお二人にはTwitterやブログで紹介していただけたました(重ねて感謝します)。なんとか人に紹介していただけるレベルになったのかとほっとしています。特に平鍋さんの「チケット管理システムをつかってみよう!」は感動的な紹介ですので、ぜひお読みください。

----- 目次 -----
はじめに
まえがき -平鍋健児-
まえがき -倉貫義人-

プロローグ -開発現場で試行錯誤した経験談-
   Redmine導入前の問題点
  Tracは使いこなせなかった
  Tracによるチケット駆動開発
  Redmineによるチケット駆動開発で運用を工夫した点
  Redmine導入後
  Redmineによるチケット駆動開発でさらに気付いたこと
  Redmineによるチケット駆動開発の可能性
  まとめ

第1部 チケット駆動開発技法 -BTSによる作業管理-
 第1章 障害管理ツール(BTS)
  1.1節 ソフトウェア開発の難しさ
  1.2節 BTSの歴史
  1.3節 オープンソースBTSが選ばれる理由
  1.4節 障害管理の目的
  1.5節 障害管理からチケット管理
 第2章 BTSとツールの連携
  2.1節 構成管理ツール
  2.2節 構成管理ツールの歴史
  2.3節 ブランチとメインラインモデル
  2.4節 他の支援ツール
 第3章 チケット駆動開発 -チケットによるタスク管理-
  3.1節 チケット駆動開発が生まれた背景
  3.2節 チケット駆動開発の誕生と発展
  3.3節 チケット駆動開発とは
  3.4節 TiDDのチケット
  3.5節 BTSのチケットの特性
  3.6節 チケット駆動開発とソフトウェア工学
  3.7節 Redmineの構造とWBS
  3.8節 チケットの候補
  3.9節 コミュニケーションと見える化
  3.10節 日々のプロセス
  3.11節 マネジメントとトレーサビリティ
  3.12節 見えるものは制御できる
 第4章 チケット駆動開発(TiDD)のはじめかた
  4.1節 チケット駆動開発の運用方式
  4.2節 チケット駆動開発の権限ポリシー
  4.3節 [事例]下流工程でのチケット駆動開発
  4.4節 [事例]XPのプロセス改善
  4.5節 TiDDはプロジェクトのアジリティを高める

第2部 Redmineによるタスク管理
 第5章 Redmineの運用方法
  5.1節 Redmineの特徴
  5.2節 Redmineのインストール
  5.3節 チケット駆動開発の運用サイクル
  5.4節 Redmineチケットの概念モデル
  5.5節 Redmineチケットの状態遷移
  5.6節 Redmine運用フロー
  5.7節 有用なRedmineのプラグイン
  5.8節 バージョン0.9の新機能
  5.9節【速報】最新バージョン1.0.1
 第6章 Redmineの高度な使い方
  6.1節 チケット
  6.2節 バージョン
  6.3節 プロジェクト
  6.4節 ワークフロー
  6.5節 レポート出力
 第7章 チケット駆動開発の実践的な運用方法
  7.1節 アジャイル開発と組み合わせて運用する方法
  7.2節 並行開発と組み合わせて運用する方法
  7.3節 チケット駆動開発のプラクティス
 第8章 チケット駆動開発を発展させるアイデア
  8.1節 PMBOKのEVM
  8.2節 測定できれば制御できる
  8.3節 Redmineと外部ツールを連携
    8.4節 ITILと組み合わせて運用する方法
    8.5節 大規模プロジェクトで運用する時の注意点

第3部 RedmineとTestLinkの連携
 第9章 TestLinkの運用方法
  9.1節 TestLinkの概要
  9.2節 TestLink運用前のテスト工程における問題点
  9.3節 TestLinkの概要モデルと運用サイクル
  9.4節 TestLinkの運用例
  9.5節 TestLinkの運用後
  9.6節 TestLink運用のまとめ
  9.7節 TestLinkのプラクティス

エピローグ -チケット駆動開発の魅力-
参考文献
参考資料
索引

#とか書いていると、あきぴーさんに先を越されました
#(Redmine.jpの紹介記事まで書いてるし、、)。orz


# Because God's kingdom is already among you.
# Luke 17:20-21 (The Message)

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