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[#TiDD] チケット駆動開発で「紺屋の白袴」から脱却する

「紺屋の白袴」とは白い生地を紺色に染めることを生業にしている紺屋が、自分のことには手が回らずに白いままの袴(はかま)をはいている様子です。ソフトウェアの開発と言う仕事は、ソフトウェアによってお客様の業務を改善することが仕事ですが、ソフトウェア開発の業務はあまり改善できていないのではないでしょうか?

紙の時代

かつて計算機が高価だった頃、ソフトウェア開発に計算機を利用できるのはコンパイルだけでした。若い方には信じられないかもしれませんが、コーディングでさえもコーディングシートと言われる紙にプログラムを書く工程で、その入力さえも「パンチ屋さん」に依頼するという徹底振りでした。幸か不幸か私は頼んだことはありませんが、同期入社の知り合いはパンチ屋さんから受け取った磁気テープから大切そうにプログラムをローディングしていました。

そのようなコーディング工程を効率化するには、書き直しを少なくすることが重要で、上流できちんと設計してレビューすることが重要でした。ちなみに当時の詳細設計はフローチャートやHIPO、PAD、HCPチャートなどでした。紙に書かれた処理フローをレビューし、レビューシートという紙で管理する時代でした。もちろん障害(バグ)の管理も、紙の表でした。

当時は計算機のCPUタイムが高かったので、それが合理的でした。当時は、汎用機に比べて安価な(と言っても1億円ぐらいの)、MIPS原器と言われたVAXというミニコンでさえも何十人もが同時コンパイルすると、8ビットのPCの方が早いぐらいでした。より高価な汎用機では、紙を中心に開発を進める事も仕方のないことだったのでしょうね。

電子化の現代

時は流れ、1人月のコストで何台ものPCが買える時代になりました。サーバPCでもそう高価ではない時代です。しかし、管理は紙あるいは類似の形態のままのところが未だに多いでしょう。エクセルファイルの共有は行われるようになりましたが、既存の紙がそのまま電子化されただけです。

われわれソフトウェア技術者の仕事を考えると、これだけでは「紺屋の白袴」ではないでしょうか?お客様の仕事を電子化するだけが仕事なら、それで満足しても良いでしょう。しかし、電子化して、問題をなくす、業務を効率化する、未来につなげる、というのがわれわれの仕事であるなら、ソフトウェア開発もそのように改善できるのではないでしょうか。

チケットの現代

さて、今となってはコンパイルだけでは、余りあるCPUパワーをどう使えばよいのでしょうか?もちろん、個人の環境を支援するためにEclipse環境を整える、生産性を高めるためにフレームワークを導入するなど、色々あると思います。ここでは、組織の業務か依然としてチケット駆動開発で考えられるいくつかのパターンを、過去の記事から引用します。

一つは問題を改善するという考え方です

面倒なことを任せる

個々人の能力を伸ばす

このように、チケット駆動開発には、コンピュータを利用して業務を改善する力があります、特に最後の能力を伸ばすと言うのは、チケット駆動開発の特徴的ナ効果だと思います。一人ではできないことも、みんなで協力すればうまくいく。これが困難なソフトウェア開発において、「紺屋の白袴」から脱却する方法だと思います。

#おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、
#持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
#(日本聖書協会 口語訳 マタイ25・29)

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