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[TiDD] チケット駆動開発はプロセス改善!

プロセス改善と言えばCMMが登場した際のインパクトは大変なものでした。ソフトウェア組織を5段階に分類・評価すると共に、過去のソフトウェア工学の成果もそれにあわせて5段階に整理した結果は、説得力のあるものでした。その後、色々な意見が出てマトリクスモデルも出ましたが、インパクトが大きかったのはやはり5段階の分類でした。

その後、この手の分類は数多くありましたが、チケット駆動開発も分類してみましょう。

レベル1:TiDD前夜
大変ですが、開発できなくはないレベル

レベル2:TiDD開始
徐々に繰り返し作業に習熟する段階
日々の個人プロセスである、担当チケット確認、実施、チケット更新のリズムで繰り返され、習熟していきます。
プロジェクトもイテレーションごとのリリース計画、チケット登録、チケット解決、リリース、ふりかえり、が繰り返され、習熟すると共にプロセスの改善も進みます。

レベル3:プロセスの一般化と分類
ワークフローを組織文化に合うように変更します。チケットの種類によってワークフローを変更すれば、効率的に高品質なソフトウェアを開発できるようになるでしょう。また、チケットのコメントや議論の記録によって、ソースのトレーサビリティが向上します。

レベル4:見える化
チケットの見える化によって、定量的な管理が可能になります。スコープ(対象作業)を管理することでアジリティも向上します。
見える化によってコミュニケーションが活発になり、モチベーションが高まります。

レベル5:プロセスの進化
定量的な管理が可能になると、ツールの導入やツールによる自動化など、新たに試行と評価を実施しながら、プロセスを改善することができます。プロジェクトは徐々に進化していきます。

レベル5を達成しても会社の宣伝になったりはしませんが、ソフトウェア開発の喜びを取り戻すことができます。
レベルの順に成長するわけではありません。少人数のプロジェクトであっても、このような改善を一度に行える点がTiDDのすごいところだと思います。

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