[TiDD] ひとりチケット駆動開発はメールを使え!
XP祭り関西2010で、「ひとりチケット駆動開発は楽しくなかった」と述べましたが、訂正します。
「ひとりチケット駆動開発にBTSは向かない。メールを使うべきだ」
発表の後で、色々な人に「昔からやっているんですけど、忘れないように自分にメールする方が便利なんですよね」と言っていました。でも、倉貫さんがスプレッドシートでチケット駆動開発(TiDD)と言われていたことを思い出して、メールによるものもTiDDであると考えます。
すると私は、ひとりTiDD歴がかれこれ4半世紀になります(チョット自慢<-おじさんなだけですorz)。
まじめな話、メールはひとりTiDDに最適です。こんな感じです。
1) 忘れてはいけない作業が発生したときに、自分にメールします。
2) 必要なら、専用のフォルダを作成してメールを振り分けます。
3) 優先順位の高い作業にはタグなど目印をつけます。
4) 完了していない作業は未読、完了すれば既読にします。
こんな感じですが、いかがでしょうか?
実はこの方法は、普通のチケット駆動開発においても、
a) 担当している作業のうち、重要な作業
b) 担当外だが、関連する作業
c) クリティカルパスになっているなど、リーダが重要と思う作業
を管理する際に有効です。これがTiDDにBTSが向いている理由にも関連します(続く)。
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