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[TiDD] 計画できないことの管理と計画できることの管理

知り合いのあきぴーさんのブログを見ていると、Redmineを用いたチケット駆動開発とTestLinkがお気に入りのようです。

それぞれの良いところはわかっているつもりですが、なぜこの2つなのか良くわかりませんでした。そして気付いたのは、この二つが対極にあることです。

チケット駆動開発はアジャイル開発に限らず、開発中に発生する作業を管理します。それは、計画的なものではありません。計画できないことだから、その作業が必要になるたびにチケットを発行して管理するものです。

そもそもRedmineのようなBTSは、BUGという予想できない事象を管理するものなので、計画できない予想外の事象を管理することに向いているのでしょうね。そして、プロジェクト内でその情報をいかに効率よく共有し、管理するかが、ポイントになるということなのでしょう。

一方、TestLinkが管理するテストとは、仕様を満たしていることを確認する作業です。仕様が定まった段階で、テストしなければいけないことが決まりますので、計画的にできる作業と言えるでしょう。

計画的にできる作業ですが、その作業中に計画できないBUGが発見されます。すると、これらを関連付ける必要がでてきます。

すべてのソフトウェア開発には、このような計画できない作業と、計画できる作業があります。それらをいかに関連付けて、効率よく管理するか、それがポイントになるのでしょうね。

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