[TiDD] チケット駆動開発の最初の一歩
チケット駆動開発で最初にすることは、「上司への報告!」というねたは終わったので、具体的に進めましょう。
前回書いたように、どのようなものをチケットにするかプロジェクト内で決めておくことはもちろん、チケットを参照する環境を整えなければなりません。
たとえばtracなら、既存のレポートをコピーして修正するだけです。とりあえず以下のようなレポートを作成してはいかがでしょう。
- bugのみ
- taskのみ
- その他
当初、品質管理用にbugのみを作成しましたが、すぐに作業管理がしやすいようにtaskのみというものを作りました。そうすると、抜けができるので、残りのみを参照する「その他」を作りました。抽出条件(WHERE句のところ)や表示項目(前に"_"があると表示されない)は自由に変更できますので、プロジェクトによって用意されると良いでしょう。
また、tracの権限の設定が堅いので、チケットを修正できるようにメンバーに権限を追加すると良いかもしれません。私のプロジェクトでは、memberにTICKET_ADMINの権限を与えました。それなりのリスクもありますので、よく検討して設定してください。
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