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確定申告でふらふら

去年引っ越したので、生まれて初めての確定申告に行きました。実は子供が生まれた時にチャレンジしたのですが、必要なものを忘れたのと申告コーナーの熱気にやられて避けていました。今年は、住居の譲渡損、住宅ローン控除、株式の譲渡損と3つそろったので初チャレンジしました。

自宅のパソコンでプリントアウトすると便利だとは聞いていたのですが、税務署から送られてきた用紙を見ているとわからないことがありました。たぶん他にも確認したいことが出てくるだろうし、面倒なので必要な書類を持ってとりあえず行きました(これが失敗でした)。

入口で申告内容を告げると、どうも対応が変です。用紙も記入要領も足りないし、封筒は間違っていました。どうも、あまり詳しくない人を動員しているようです。会場の説明要員の方は親切で、わからない時はきちんと確認してくれました。

私は2時頃に行ったのですが、終了時刻の5時近くまでかかってしまいました。まず、全体の構成や記入する順番、さらには用語がわかりません。初めは質問に答えるだけだった説明員さんも、3時を過ぎる頃から手が空きだして、チェックして抜けているところを記入してくれるなど、入れ替わり立ち替わりに積極的に手伝ってくれました。

そして4時を過ぎたころにようやく明細がかけると、今度はパソコンで入力しませんかとのお誘いです。明細も無駄にならないようなので、お願いすると、ほぼすべて入力してくださいました。終了時刻が近付くと、こんなにも親切なんですね。おかげで何とか間に合いました。

一連の作業で気づいたことをあげると、

  • 記入項目が正規化されていない。同じ項目が何度も出てきます。これなら、パソコンの方が絶対有利でしょう
  • 申告会場のパソコンで出力する際はe-TAX端末で、最初に8文字以上のパスワードを決めます。これが画面にそのまま表示され、さらにはIDとともに共用プリンターに出力されます。おおらかなシステムです
  • 記入用紙には書かなくて良いところがある。記入例に書かれているところでも、空白で良いところがあるようです
  • さらには、計算方法でも適当で良いところがあります。私のように取得費用を建物と土地に計算で分ける場合は登記費用も案分すべきですが、別に良いとのこと
  • 契約書の写し、登記事項説明書、ローン残高、住民票(除表)、源泉徴収票は納めますが、それ以外は計算に必要なだけです。自宅で明細を書いておけばよかったのですね
  • 譲渡した家に何年住んでいたかを証明するために住民票の除表が必要(除表には、移動履歴が載っています。知らなくて普通の住民票を出しましたが、後から提出を求められるかもしれません
  • 明細以外の申請がe-TAXだったので印鑑が要りませんでした。実は、忘れていたのでドキドキしていました
  • e-TAXで申請した場合は、問題がなければ3週間ぐらいで税金が還付されるらしい。手書きで申告するのは疲れるだけで、メリットがないようです。

ちなみにわからなかったのは、購入住宅が増築されているときに取得価格に影響するかどうかでした。中古で購入していたので建物と土地の区別ながありませんでした。こういう場合は、建物部分の価格を単位面積当たりの基準価格から決めます。しかし、基準価格が新築年と増築年で10倍ほど違ったので、確認したかったのです。結局、購入してからの増築以外は気にしなくて良いとのことで、建物価格はメチャ安になりました。

あと、来年以降に、住宅ローン控除を会社に出して、譲渡損の特例を使う場合、ローン残高はコピーで良いそうです。ローン控除の用紙は自宅に送られてくるので、譲渡損の特例が受けられる間は、コピーしなくて良いので確定申告で両方申告した方が楽かもしれません。

最後に教訓です。立ちっぱなしなので疲れます。明細は自宅で記入すべきです。なるべく手書きは避けましょう。説明員さんは親切でしたが、3時間立ちっぱなしで、帰るときはふらふらでした。

今日は上司から人事異動の連絡もあり、激動の一日でした。

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