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「<<」の読み方-第11回 Ruby勉強会@関西-

新しい文化は関西から始まるのかもしれません。
Ruby関西の勉強会では、新しい技術やディープな話のほか、Ruby 初級者向けレッスンが行われます。レッスンのお題は「イテレータ」、繰り返し処理を簡単に処理する方法の解説でした。例題でArrayの最後に追加する際にメソッド「<<」(Pushとおなじ)が出てきました。これは

Array << obj

とすると、もともとの配列の最後に"obj"が追加されるものです(マニュアル)。さて、このメソッド、なんと呼ぶでしょう?「小なり小なり」ですか?

そんな呼び方をするあなたは、たぶん職業プログラマでしょう。そんな呼び方はやめましょう。「クク」と呼んでください。呼びにくい言葉は、言い換えれば良いのです。ギャル文字風の呼び方などと言ってはいけません。

この呼び方は「みかか」以上のショックでした(「みかか」はチャット中にNTTと打とうとして、入力モードを間違えて「みかか」と打ってしまったことがきっかけで、露骨に書くのがはばかれるときなどに、いわば隠語としてはやりました)。「なんだそれ」と思わせて、あとから「ああ、そうか」と思わせる不思議な呼び方です。

それだけではありません。「クク」はパソコンの創成期を思い起こさせます。そう、プログラミングが仕事でなく、趣味だった時代です。プログラムのソースが雑誌(マイコン、アスキー、IO、のちにOh!PC)に載っていて、誰もがそれを打ち込んでいたころのお話です。

膨大なプログラムを一人で打つのは大変なので、一人がプログラムを音読し、もう一人がタイプする。そんな協調作業が普通に行われていました。

読むのも大変で、読みにくい記号は、新しい読み方を与えられました。

( : かっこ
) :  こっか
! : バン

こんな感じで、それぞれ工夫したものです。

さていつからだったでしょうか。プログラミングが仕事になり、新人研修で「開き括弧」なんて真面目に呼ぶようになりました。また、人にプログラムのコードを伝えるときは、合理的だからとメールなどが増え、音読して伝えることも少なくなりました。

Ruby勉強会での出来事は、プログラムを音読して人に伝える過程でおきました。その意味を考えると、Rubyは私たちにプログラミングの楽しみを取り戻させてくれようとしているような気がします。これは画期的な出来事、社会の変革だと思います。

みなさんに提案します。「<<」は「クク」と読みましょう。

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コメント

こんにちは
遊びに来ました
くくですね
じゃぁ私が良く使う
「>>」はどうやって読んだらいいでしょうか
辞書登録したいのですが何と読んだらいいのか分からずに
放置してます(^O^;

コメントありがとうございます。
う~ん、なんて読むのでしょうね。
「ククの反対」じゃ駄目ですね:-)
良いアイデアが教えてください>all

「つつ」?

「つつ」ですか、フォントによっては、なかなか良い感じかもしれませんね。
かずひこさんにコメントをいただけるとは、、、
ありがとうございます。

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ソフトウェアさかば: 「<<」の読み方〓第11回 Ruby勉強会@関西〓より。 ”” は「くく」と呼ぶべきだそうだ。 ”” はどう呼べばいいのかな? ”NTT” →「みかか」に倣えば、「るる」になるけど。 ... [続きを読む]

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