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SS2006参加者募集中

今年のソフトウェア・シンポジウムは熊本で開かれます。
7月19日(水)~21日(金)(チュートリアルは18日)の間、初日は従来の発表形式、2日目はワークショップ形式で開かれます。締め切りは7月10日で、参加者募集中です
ぜひ皆様ご参加ください。

私はグループBの「要求仕様,テスティング,メンテナンス」で申し込みました。別のグループにするつもりだったのですが、アジャイル系のお話をさせていただこうと思ったら、このグループになりました。

ポジションペーパーはこんなのを出しました。こんなに柔らかい文章が書けるようになったのはブログのおかげでしょうね(笑い)。

すべての仕様を早期に確定してはいけない
       
「一向に確定しない要求仕様」という発想が、はじめに仕様ありきというウォータフォールモデルにとらわれすぎではないだろうか。ソフトウェア開発工程の標準として、「要求が全て確定されていること」あるいは「確定してないことのリスクを考慮しているか」といったチェック項目が比較的多いと思われる。しかし、「仕様を早期に確定する無駄・リスク」に関しての考慮が不足していると思われる。

トヨタ式改善のソフトウェア版とも言うべきリーンソフトウェア開発では「決定をできるだけ遅らせる」事が重要視される。「決定をできるだけ遅らせる」とは、決定をずるずると遅らせる意味ではなく、最終責任時点を決めて、それまでは決定を選択的にするなど、最終的な決定を遅らせるということである。

ウォータフォールモデルに対するアジャイルソフトウェア開発のアンチテーゼのうち、もっとも大きなものは仕様変更を受け入れることである。要求仕様には全てを知った上でないと最適な決定が困難なものがあるという事実を受け入れ、推測によって決定を早期に行うことのリスクをもっと考慮すべきだと思う。

実際のソフトウェア開発現場では、必要に迫られてこのような開発も一部行われている。しかし、ソフトウェア開発の効率化を考えるのであれば、より積極的に方法論として取り入れるべきではないだろうか?

参考文献:
M. Poppendieck, T. Poppendieck, "リーンソフトウェア開発", 日経BP企画, 2004.

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コメント

私は遠いので不参加です。

ありゃ、残念!
大阪からだとJRでも3時間半ですが、東京だとちょっと遠いですね。

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