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21世紀出陣弁当

21c 先日の出張に行く際に時間がぎりぎりだったので、新幹線に乗ってから駅弁を買いました。買いそびれることもあるので、なるべく乗る前に飼うようにしているのですが、たまには良いものですね。

販売員さんに駅弁の種類を聞くと、写真を見せて「この3種類と『21世紀出陣弁当』があります」とのこと、思わず「最後のって何?」と聞き返しました。販売員さんは説明に困ったようで「こんなのですけど、、」と、竹の皮のかごに入ったお弁当を示しました。妙に大きかったのですが、物は試しと買ってみました。

これまでは漫画「酒のほそ道」で紹介されていた崎陽軒のシウマイ弁当+ビールか、三田寛子さんお勧めの荻野屋の2段になった弁当、福岡の鳥めしか釜飯がお気に入りでした(最近は駅にコンビニができたので、コンビニ弁当も多いです)。

さて、久しぶりに食べたこのお弁当、関東地方の駅弁らしいのですが、「21世紀私の食べたい駅弁コンテスト」大人の部グランプリ受賞作品とのことで、結構いけます。バクバク食べるのではなく、ゆっくりと味わいたくなるお弁当です。粗食好きの私には、ちょっとたんぱく質が大目ですが、結構健康的なお弁当です。

おにぎりが3つと、あとはおかずが色々入っています。それぞれのおかずが、おいしく味付けられていました。見てるとビールが欲しくなります。今度は出張の帰りに買うことにします。

「アジャイル開発の勘違い」- JaSST'06 in Osaka -

JaSSTソフトウェアテストシンポジウム'06 in Osakaに行きました。
今回は2日間のイベントで、テストの実務的な内容を中心に、テストのノウハウや形式手法といった技術的な内容から、JSTQBテスト技術者資格制度やIT検証産業協会(IVIA)などの社会動向の情報まで豊富な内容で実施されました。

昨年のスポンサーセッションはテクノロジーセッションに変わり、スポンサーの講演だけでなく、パネルなども取り入れた無料セッションになりました。スポンサーの講演というと商品説明をイメージしますが、JaSSTの場合はきちんと技術的な内容も入っているので、それなりに楽しめます。

このテクノロジーセッションで最も興味深かったのは永和システムマネジメントの天野さんによる「アジャイル開発の勘違い
でした。

  • ドキュメントを書かないのでなく、不要なドキュメントを書かない。これは、決まりだからと思考停止をしないということ。
  • 過剰な設計をしないというよりも、効果的な設計がすばやくできるように教育に力を入れる
  • 短期に開発できると思われがちだが、短期すぎるものはオーバーヘッドの方が大きいのでには向いていない。早期リリースして、成長させる
  • リファクタリングしても品質低下しないのは機能だけで、コードが効率的でなくなるなど品質低下する場合もある
  • テスト駆動開発をすればテストは十分だと思われがちだが、テスト駆動のテストコードは設計を目的としているので、品質保証に不十分な場合もある

考えれば当たり前ですが、勘違いしやすいところですね。

このあと、アジャイル開発で失敗するパターンに触れられ、誤った知識、経験不足、無意味な指標(ソース行数)、的を射ない基準などをあげられ、経験のある弊社が支援しますとのこと。うまい!話の展開が抜群でした。

あのあのねのねのあね

ブックオフの常務取締役の橋本 真由美さんが代表取締役になられる(IR情報のページ)ようです。時給600円のパートのときから「本買います」から「お売りください」に変えるなどの改善を提案され、パートのまま2号店の店長、正社員と進まれてきたそうです。

CMに出られている「あのねのね」の清水國明さんの姉としても有名で、TVの「トリビアの泉」でも清水國明さんがTVにあまり出ないのを心配されてCMを依頼されたお話が紹介されていました。

さて、タイトルの「あのあのねのねのあね」は

あの「あのねのね」の「あね

です。今日のTV「せやねん!」で、そう紹介されていました。「チャウチャウ」「とっとーと」いらいのヒットです。

スポンサーのいるオープンソース

ZDnetにLinuxカーネルの管理者、バージョン2.6のバグ増加を懸念という記事が出ています。
カーネル2.6にバグが増えていて、修正が追いついていないと言う記事です。興味深いのは、

「カーネルのメンテナーを雇い入れている企業なら、発売から5年が経ちどこも販売していない周辺機器の対応には興味を持たないだろう。私はそうした事情を理解できるが、ユーザーはまだそのハードウェアを使用しているのだから、やはり問題だ。」

というところです。確かに問題ですが、スポンサーがついているのが問題なのでしょうか?これがボランティアならどうなのでしょう。ビデオのドライバーなどは、高価なハイエンドのカードしか対応してもらえなかったりして、もっとひどいことになるような気がします。

個人なら「あいつはやりたいことしかしない」と言っても気にしないかもしれませんが、企業に「儲かることしかしてくれない」と言う評判が立つと、それなりに痛手ですよね。

そういう意味では、スポンサーがついていることはマイナスではなく。もっと情報公開すれば、効果的な開発ができる思うのですが、どうでしょう。

アジャイル開発の生産性の高さを考える

ソフトウェアをアジャイルで開発すると生産性が高い、と言われるのはなぜでしょう。普通に考えると、

  • 手戻りの減少(継続的インテグレーション、小規模リリース、オンサイト顧客)
  • 信頼性向上(ペアプログラミング・テストファースト)
  • 保守性の向上(シンプルデザイン、リファクタリング、コーディング標準)
  • 知識や作業の共有・時間軽減による生産性向上(オンサイト顧客、メタファ、コード共有、40時間)
  • コミットメントによるやる気(計画ゲーム)

といったところなのでしょうか(カッコ内はXPのプラクティス。最近はWikipediaにあるように体系的に整理されたようですが、ObjectClubの定義に合わせました)。しかし、最近はYAGNIによる2割8割の効果が最も大きいような気がしています。

2割8割と言うのは、パレートの法則から来ているものです。パレートは多く(8割)の問題が、一部(2割)の原因によるものであるとしていますが、ソフトウェア機能のほとんど(8割)が少ない工数(2割)で開発できるが、残り(2割)に多くの工数(8割)がかかると言うものです。

アジャイルソフトウェア開発では、開発に優先順位をつけて段階的に開発していきます(
計画ゲーム、継続的インテグレーション、小規模リリース)。そこではYAGNIと言われる今必要でないものは後回しにする思想のもと、保守の容易な構造で開発されます(シンプルデザイン)。

難しい2割の機能が全て後回しになるわけではありませんが、必須であるかどうかわからない難しい機能は後回しになり、場合によっては開発されないこともあるでしょう。これが、決定を遅らせるというリーン開発の実践になり、生産性を高めているのではないでしょうか。

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