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10分でわかるメトリクス

今日はSEA関西SPINで「初めて学ぶソフトウェアメトリクス」(Lawrence H. Putnam & Ware Myers著)から翻訳者の山浦恒央さんが書かれた「日本語版に寄せて-10分でわかるメトリクス-」を紹介しました。

「ソフトウェアエンジニアリング」という言葉が始めて使われた1968年にNATOの会議から現在に至るまでを、混乱期、胎動期、活動期、反抗期、成熟期に分け、メトリクスの歴史(光と影)を説明されています。この間に多くのメトリクスが提案、期待、疑問視され、行数とバグ数を軸にメトリクスが定着し、効果を上げたと述べられています。

この本の原題はFive Core Metricsで、時間、工数、機能量、信頼性、プロセス生産性について述べられています。上記の歴史はその導入として書かれているのですが、McCabeのサイクロマティック数とHalstedのソフトウェアサイエンス尺度について、非常に多く書かれています。この二つの尺度が当時、新鮮、斬新、カリスマ的だったかがうかがわれます。

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» 良いメトリクスの条件 [EASEプロジェクト公式ブログ]
「初めて学ぶソフトウェアメトリクス」の翻訳をされている山浦恒央さんによると、捏造せずに正しい値を申告し、効果的、実践的に使うには以下の条件を満足する必要があるそうです。 [続きを読む]

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