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モンゴルのIT事情

関西オープンソース2005(KOF2005)に参加しました。興味深かったのは末岡さんの「モンゴルのリナックスコミュニティを初めとするモンゴルのIT事情とモンゴル国家として今年から開始したe-Mongoliaの紹介」を聞きました。この方は、大阪市大の学生さんですが、現在休学中で、現在はモンゴルの国立大付属モンゴル日本人材開発センターというところで、オープンソースの普及を進められているそうです。

興味深かった点をあげておきます。

  • 人口は都市部に集中し、地図に道があっても郊外は舗装されていないので、GPSがないと迷ってしまう
  • ソビエトの崩壊による政権交代後、経済状況はあまりよくない。前回の選挙で旧共産党と現政権の議席が同数だった。
  • 文字には昔の文字と、ロシアのキリル文字の影響を受けたものがある
  • ローカライズを個人依存で進めていたら止まってしまった。
  • 光ネットワークの延伸にNTT東日本が協力している
  • 日本から中古パソコンの援助があった
  • インターネットはあまり普及していないが、インターネットカフェでネットワークゲームをする人は多い

オープンソースの普及にゲームを使えばどうかというコメントがあり、採用されそうな幹事でした。人間の欲望を利用すると言う戦略は面白いですね。

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