2009/08/29

おむすびの語源

「おむすび」の語源には諸説あるようです。関西では「おにぎり」ですが「きる」という言葉は縁起が悪いと言うことで、関東では結ぶの意味で「おむすび」となったという説、万物の生みの神「産霊(むすび)の神」と関係していて、日本の神様は山にいるとされているので、「おにぎり」はたる型、「おむすび」は山型だとか、色々あるようです。

この産霊(むすひ)とは、「天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働きのことである。」(Wikipedia)とされていて、聖霊のような存在のようです。

また、むすひが名前についているタカミムスビという神様は、アマテラスの孫に地上に降りて統治する(天孫降臨)ように命じたとされています。

どことなくキリスト教と似ているお話ですね。うちの娘はおむすび好きで、時々一人で作っています。たまには一緒におむすびを作って、創造主に思いをはせてみようかと思います。

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2009/06/14

「子どもの祈り」と「十戒」

桂教会では、ミサや集会祭儀の時に「子どもの祈り」を唱えます。

とても長いお祈りです。どうしてこんなに長いのかと思っていたのですが、プリントをいただいて、モーセの十戒(リンク先はWikipedia)が中に含まれていることに気付きました。以前、MAGISさんが書かれていたようにカトリックでは置き換えられることの多い、第二戒の偶像崇拝もわかりやすい祈りになっています。子供たちにとってとても良いお祈りだと思いました。

   + 子どもの祈り +

イエス様、ごミサにあずかれたことを 感謝します。

世界の全ての人が 平和になるようにしてください。
病気の人、つらい気持ちでいる人を 助けてください。
私たちの家の人、ご近所の人、学校の皆に、お恵みをお与えください。
私たちが、神様のよい子になれるよう、導いてください。

私たちは、神様だけを 神様として 敬います。
私たちは、いつも神様に向かって お祈りします。
私たちは、神様のお名前を 大切にします。
私たちは、日曜日を 神様の日として お祈りと 人に親切にする日とします。
私たちは、お父さん お母さん おじいさん おばあさんを 大切にします。
私たちは、人を傷つけたり 人のいやがることをしません。
私たちは、からだを 神様の神殿として 大切にします。
私たちは、人の物を とったり こわしたりしません。
私たちは、うそをつきません。
私たちは、むやみに 物をほしがりません。

マリア様、今週も私たちが、あなたのように、美しい心で、よい子でいることができるよう、見ていてください。アーメン。

   +   +   +

いかがでしょうか?

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2009/02/26

四旬節の食事

復活祭(イースター)前の40日間を四旬節と呼びます。日曜日を入れると46日間になりますが、イエス・キリストが公生活を始められる前の40日間荒れ野におられた(マタイ4・1-11)ことにならって復活祭前の40日間を四旬節と呼んで節制します(旬というのは10日間の意味です)。

この復活祭は2009年は4月12日、2010年は4月4日、2011年は4月24日というように年によって日が移動する移動祝日です。イエスキリストの受難がユダヤ教の過越の祭りの日であり、太陰太陽暦の14日であったことから春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(リンク先はWikipedia)に行われます。

復活祭当日にミサが捧げられるほか、前日の夜に復活徹夜祭というミサが行われて多くの成人の方が洗礼を受けられます。ローソクを使ったきれいな式典で、徹夜とは言うもののせいぜい2~3時間です。クリスマスと並ぶキリスト教の大きなイベントですので、これまで経験のない方はぜひ一度ミサにあずかられてはいかがでしょうか。

四旬節には大斎・小斎(リンク先はカトリック中央協議会)というのがあって、軽い断食や肉食しないことが進められています。大斎・小斎の日は、四旬節の始まる日である灰の水曜日と復活徹夜祭前日の聖金曜日です。修道会などでは毎金曜日も小斎の日として肉食をさけているようです。

昔は、四旬節中は肉食が禁じられていたので、その前に謝肉祭(カーニバル)(リンク先はWikipedia)として肉をたくさん食べたようです。Wikipediaによるとカーニバルという言葉は、ラテン語のcarne vale(肉よ、さらば)から来たとも言われています。

同じような言葉で、四旬節直前の火曜日を指すFat Tuesdayという言葉があります。Wikipediaによると、マルティ・グラ(肥沃な火曜日)、パンケーキ・デイ、などとも呼ぶそうです。四旬節直前は、たらふく食べる、卵をかたづけるためにパンケーキを焼くようです。このほかにも、シュロブ・チューズデー(告悔火曜日)とも呼ばれ、ゆるしの秘跡(告悔)によって神からの赦しと和解を得るということが行われていたようです。

ところで、とあるところで断食(大斎)は何時から始めるべきかが議論になりました。いつも12時までに食べておくようにしていましたが、考えてみると教会暦では日没から翌日になります。もしかすると、夕食から始まるのかと疑問に思い、所属教会の神父に確認したところ、

「水曜日は0時から24時でしょ。だから0時からです。」

とのこと。つまり、日没後も12時までなら、Fat Tuesdayを楽しんで良いようです。その話の後、神父はこうも言われました。

四旬節は節制の時です。肉を食べないのは、肉が高価だからやめて、その分のお金を他の人のために使うのです。肉よりカニが高いのに、肉の代わりにカニを食べていては意味がありません。

なるほど、と思いました。四旬節を律法的にとらえてはいけなかったのですね。

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2008/08/07

主に栄光♪

カトリックのミサの前半は「言葉の典礼」と言って、旧約聖書、使徒書、福音書が読まれます(一部の祝祭日は異なります)。三番目の福音書を神父が読まれるとき、「XXによる福音」のあと、「主に栄光♪」と言われる時に、神父と共に十字を切ります(切らない人も多いです)。

この十字は「思いも、口も、心も、清められますように」(リンク先はMSN相談室)という意味で、げんこつを作って親指を出し、額、口、胸で小さな十字を切ります。今まで意味を知らず、見よう見まねで顎(あご)で十字を切っていましたが、これで心をこめて十字を切ることができそうです。

ちなみに、イギリス国教会の流れをくむ聖公会も同じように十字を切るようで、こちらは「福音書の内容を思い・言葉・行いで実践するという意味がある」(リンク先はWikipedia)そうです。

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2008/07/21

ノートルダム

NHKの探検ロマン世界遺産でフランスのランス大聖堂を紹介していました。そのなかで、聖母マリアに捧げられたのでノートルダム(フランス語で我等の貴婦人)聖堂と呼ばれているとの説明がありました。

ノートルダムってパリじゃないの、などと思いましたが「聖母マリア」ということで納得しました。そういえば京都にも同名の大学があり、日本語にすると聖母に関する大学が京都に2つもあったとは知りませんでした。

Wikipediaでノートルダムを調べると、大学だけでも5団体あり、ノートルダム聖堂だと教会をなども入れて20以上あるのですね。

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2008/06/11

さかばのジョーと呼んでくれ!

12使徒の英語名は以前にも紹介しましたが、ロシアのことを紹介するTVで出てきたのが、ピョートル大帝。

これってもしかすると、と思ってWikipediaで調べると、ピーター、ペーター、ピエール、ペドロ、ピエトロ(スパゲティの店名)というのは聖ペトロだったのですね。ちなみに、聖パウロは
英語でポール、イタリア語パオロ、スペイン語パブロです。ピカソの長い洗礼名は以前にも紹介しましたね。

そこで私の洗礼名ヨセフを調べると、英語でジョセフ。そこまでは知っていましたが、
愛称はジョーだそうです。結構いけてる愛称で驚きました。また、聖ヨハネの英語名ジョンの愛称はジョニーやジャックですが、同じくジョーと呼ぶこともあるようです。

ついでに、妻の洗礼名セシリアを調べると、フランス語の女性名でセシル。英語ではセシリアあるいはセシールだそうで、通販で有名な会社名でした。

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2008/03/12

家の祝福

皆様ご無沙汰しています。実は先日引っ越しをしました(といっても100mだけ)。そんなにため込んだつもりはなかったのですが、大量の荷物とゴミでかなり大変でした(もうフラフラです)。

日本の伝統だと、地鎮祭や上棟式などをやるのでしょうけど、カトリックでは祝福をしていただきます。神父様によると、海外では家が完成した際に行うだけですが、日本では以下の3回出来るようです。

  定礎:土台の完成
  棟上:骨組みの完成
  新築:家の完成

Syukufuku 我が家の場合は、(少しは希望を聞いてくれるものの)建売なので、入居前に一度だけ祝福していただきました。各部屋を聖水で祝福していただいたあとに共同祈願があり、これまでの感謝と未来への祈りを祈りました(冊子を読んだだけです)。

小さな家ですけど、少し幸せになりました。

(祝福をお願いした時は、聖水を入れる器(コップなど)を用意しておいた方が良いようです)

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2007/12/26

ボクシング・デー

26日は聖ステファノ殉教者の祝日は、キリスト教の国ではボクシング・デーと呼ぶそうです。Wikipediaによると、

元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。

とのこと(スポーツのボクシングとは関係ないようです)。休日になっている国も多いようです。

大人になると箱を開けるときにわくわくするようなことは少なくなりましたが、洗礼を受けてからはクリスマスそのものが素敵なプレゼントになりました。今日一日は、クリスマスにいただいた恵みをゆっくりと味わいたいと思います。

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2007/09/27

デウス=ゼウス - キリシタンの言葉 -

きょうの入門講座の余った時間で、長崎の教会のビデオを見ました。途中で、キリシタンのお話が出てきて、遠藤周作さんの本などで見たことのある「デウス」「オラショ」などの言葉が出てきました。そこで、ポルトガル人でヨーロッパの言葉に堪能な神父様が、言葉の解説をしてくださいました。

オラショ(ORATIO)
ラテン語の「祈り」。ポルトガル語ならORACAO。

パードレ(PADRE)
ポルトガル語の「神父」。父の意味なので英語のfatherと同じですね。

デウス(DEUS)
ポルトガル語の「神」。何となく似ているので確認すると、ギリシャ神話に出てくる「(大神)ゼウス」と同じだそうです。多神教のある神の名前が「神」を表すとは少し驚きです。フランシスコ・ザビエルが日本に来た際に、このデウスを仏教用語の「大日(如来)」と訳して混乱したそうですが、定義の異なる「ゼウス」が語源なら「大日」でも良かったのではないかと言うのは暴言でしょうか?

日本語になったポルトガル語には、ビードロ(VIDRO)、天ぷら、コップなどがあります(このほかにもカステラ、金平糖、カルタもそうですね)。

また、ギリシャ語は他の言語の語源になっていることが多く、biology(生物学)、philosophy(哲学)などもそうです。philosophyはフィロ(友)+ソフィア(知識)という意味で、このフィロ(友)とポ(馬)で12使徒のフィリポという言葉ができているそうです。

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2007/08/21

ピカソの長~い洗礼名

大抵の洗礼名は、聖書の中の名前を一人、多い人で二人いただくものだと思っていましたが、世の中にはとんでもなく長い人もおられるようです。

独特の作風と、青の時代のように時期によって作風が変化したことで知られるパブロ・ピカソはスペイン生まれで、こんなに長い洗礼名だったようです。

パブロ、ディエーゴ、ホセー、フランシスコ・デ・パウラ、ホアン・ネポムセーノ、マリーア・デ・ロス・レメディオス、クリスピーン、クリスピアーノ、デ・ラ・サンティシマ・トリニダード

Wikipediaによると、2回の結婚をしたほか、愛人もいたようです。また、平和主義者でしたが、60歳を過ぎてから共産党に入党し、生涯共産党員でした。

洗礼名の長さと信仰の深さはあまり関係がないようです。

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