カナでの婚礼のように - 入門式・洗礼志願式 -
今日のミサでは、入門式と洗礼志願式がありました。説教では、福音朗読の内容が洗礼志願者への言葉であると述べられたあと、マリア様への祈りの起源とされるカナでの婚礼に触れられました。
「カナでの婚礼」(ヨハネ2・1-12)は、婚礼中にワインがなくなり聖母マリアが「ぶどう酒がなくなりました」と言われ、イエス・キリストが水をワインに変える、という初めての奇跡を行ったお話です。このとき世話役が言った
「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」
という言葉のように後になってどんどん信仰が深まるようにとのお話でした。
そして最後に玉造教会の修道院の傍にあった高山右近像に触れられました。この右近像は玉造教会の工事の際には、写真のように土に埋もれていたのですが、最近訪れた際はなくなっていました。どこにいったのかと思っていましたが、お話によると現在は修復中とのこと。この像は、十字架に見立てた剣を持っていて、修復した剣を見ると鳩がいたそうです。この右近像のように、キリストの教えは年を経るごとに新しい発見があるので、これからも深めていくようにとのこと。
実は、同じ右近像が教会近くの城址公園にあります。この像にも鳩がいたかどうか、記憶がなかったのでミサの後に確認に行きました。良く見ると、たしかに十字架のイエスさまの頭の上に鳩がいます(クリックすると拡大します)。
平和とは縁のないような戦国時代にあって、人間よりも神に従い、マニラに追放されても高山右近は信仰を捨てませんでした。そんな高山右近の持つ十字架の鳩は、これから洗礼を受ける方の心の平和の象徴なのかも知れませんね。
(聖書の引用は日本聖書協会 新共同訳)
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