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2012/03/24

奇跡 - NHKカーネーション -

今週のNHK朝の円族テレビ小説カーネーションのテーマは「奇跡」。病院でファッションショーを開くことになり、モデルは看護婦と患者から希望者を募りました。患者の多くは病気の軽い人でしたが、一人だけ本人の強い希望で末期がんの女性患者が選ばれました。

この女性には二人の子供がいて、告知を受けた時はショックだったでしょう。でもそれを受け入れて、ファッションショーでは素敵な笑顔を見せました。それを主人公は「奇跡」と呼びました。

年をとると老いぼれるけれども、奇跡を起こすことができる。普通は仕事なんて大変なのでやめてしまうけれども、好きなことをやるだけで奇跡が起こせる。主人公はそう言いました。

末期がんの患者も同じです。病気の苦しみだけでなく、死を目前に感じる恐怖、家族と別れなければいけない苦しみ、私には想像がつかない苦しみです。でも、それを受け入れて前向きになれば、素敵な笑顔を見せることができます。それは「奇跡」です。

遠藤周作の描くキリストの最も大きな「奇跡」は受難と復活です。弟子や民衆に讃えられて救世主と呼ばれたイエス・キリスト。しかし、ユダの裏切りをきっかけに、身近な弟子たちにも裏切られ、大きな失望の中で辱めを受けます。しかし、鞭打たれ、十字架を引きずり、処刑されるという苦難の中にあっても、キリストはそれを受け入れ、最期の時まで弟子たちを守り抜きます。そしてそのようなイエスの愛の中に、弟子たちは「奇跡」を感じました。

人がどのように生きるべきか、愛とは何か、自分はなぜ命が与えられて、なぜ死んでいくのか、その答えは苦難の中にあるのかもしれません。耐えられない苦難の中で、現実を受け入れ、前向きになり、小さな奇跡を起こす。そんな小さいけれども、ほかの何よりも素晴らしい輝きのために、私たちは生きているのかもしれません。

昨日、娘が高校を卒業しました。多くの苦労があったけれども、ついに卒業しました。良く頑張りました。おめでとう!

<')))><

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2012/03/18

ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日を見ました。

先日、「続」の方を見て良かったので見てみたのですが、こちらの方が良かったです。
貧しいけれども、心が満たされている、そんな状況が描かれています。

最も感動したのは、プロポーズのシーンです。

聖書にこんな言葉があります。

「見ないのに信じる人は、幸いである。」(ヨハネ20・29)

見えないものだからこそ、そこに大切な価値があるのでしょう。

<')))><


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2012/03/04

四旬節の善行

「四旬節には善いことをしましょう!」などと言われることがあって、そういう季節なんだと思っていました。

先日、電車待ちの先頭に並んでいたのに運よく座れたときに、杖をついている人が同じ方向に来てあきらめた様子が視界に入りました。特に何も考えずにその肩に近づき、良かったらどうぞ、とお譲りしました。

そのとき、そういえば四旬節なのだと気付き、一つでも善行ができて良かったと思いました。

そうは思ったものの、何かがひっかかりました。別に善行をしようと思ってしたことではなく、当たり前の行いとして席を譲ったのです。

当たり前のことを善行と言い換えること、これは傲慢だと思いました。どちらかというと「罪」かもしれません。

神の求めることを当たり前に、四旬節を過ごしたいと思いました。

<')))><

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