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2009/02/09

神はどのように生きるかを教えてくださる - 智に働けば角が立つ -

今日のミサは色々あった後の重苦しい気持ちでのミサでした。

来住神父の「ミサのあずかり方」にあるように、ミサでパンを割る場面は再現ではありません。「想起(アナムネーシス)」と言って、父なる神に向かって2000年前にあったことを語って、思い起こすのだそうです(司式者が下を向いているのはそのためです)。

そう思ってミサに与っていると、当時のユダヤのことを考えさせられました。エジプトやバビロンの苦しい時期を経て、ようやく自分たちの国を得たのにまたローマに支配され、自分たちのアイデンティティを失いつつあるときでした。誇りあるユダヤの国を求めて苦しむ人々に対して、現実を受け入れて互いに愛し合うことを教えられたのです。

そう思っていると、説教では広島の原爆の話をされていました。ヨブ記にでてくるような苦難の時にイエスに出会う、イエスは苦痛をいやしてくださる。イエスさまこそ、インマニュエル、いつも私たちと一緒にいてくださり、どのように生きるかを教えてくださる、というお話でした。

先日、娘に対して悪いことをしてしまいました。とあることがあって、本人はすっかり忘れていただけだったのですが、私はわざと悪いことをしたと思い込みました。そして、その延長で、決めつけちゃったんですよね。決めつけではありましたが、本人は論理の帰結だと思っていました。

私は、このような失敗を結構しているようです。知っている情報を並べて、こうに違いないと思ってしまうんですよね。夏目漱石もこんなことを書いています。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

色々と人間は思い込みで失敗を起こしてしまいますが、この言葉に集約できるかもしれませんね。そんなことを思っていると、今度は妻がある聖書の言葉を教えてくれました。「わたしの好きなみことば」という本に載っていた箴言3章5-6節でした。それは、今日のミサの説教につながる言葉だと思いました。そして、聖書教会のホームページで読んで驚きました。次の7節まで引用すると

心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず

常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば
主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

自分自身を知恵ある者と見るな。主を畏れ、悪を避けよ。

(箴言3・5-7)

この言葉で、すべてがつながりました。住みにくい人の世の中で神はどのように生きるかを教えてくださるのですね。

(聖書の引用は日本聖書協会 新共同訳)

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コメント

茨木教会の日曜日のミサは、有るのですか?
神父さんが逮捕されたので如何かなと思いました。

投稿: MT | 2009/02/11 18:17

普通にあると思います。
近隣の神父も協力して司牧されるようです。

投稿: さかば(管理者) | 2009/02/11 19:25

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