デウス=ゼウス - キリシタンの言葉 -
きょうの入門講座の余った時間で、長崎の教会のビデオを見ました。途中で、キリシタンのお話が出てきて、遠藤周作さんの本などで見たことのある「デウス」「オラショ」などの言葉が出てきました。そこで、ポルトガル人でヨーロッパの言葉に堪能な神父様が、言葉の解説をしてくださいました。
オラショ(ORATIO):
ラテン語の「祈り」。ポルトガル語ならORACAO。
パードレ(PADRE):
ポルトガル語の「神父」。父の意味なので英語のfatherと同じですね。
デウス(DEUS):
ポルトガル語の「神」。何となく似ているので確認すると、ギリシャ神話に出てくる「(大神)ゼウス」と同じだそうです。多神教のある神の名前が「神」を表すとは少し驚きです。フランシスコ・ザビエルが日本に来た際に、このデウスを仏教用語の「大日(如来)」と訳して混乱したそうですが、定義の異なる「ゼウス」が語源なら「大日」でも良かったのではないかと言うのは暴言でしょうか?
日本語になったポルトガル語には、ビードロ(VIDRO)、天ぷら、コップなどがあります(このほかにもカステラ、金平糖、カルタもそうですね)。
また、ギリシャ語は他の言語の語源になっていることが多く、biology(生物学)、philosophy(哲学)などもそうです。philosophyはフィロ(友)+ソフィア(知識)という意味で、このフィロ(友)とポ(馬)で12使徒のフィリポという言葉ができているそうです。
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