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2007/06/16

いつくしみのルカ書 - ミサと聖書 -

入門講座ではいつものように日曜の朗読箇所を読みました。

福音朗読の「罪深い女を赦す」(ルカ7・36-50)では、罪深い女が涙でイエスさまの足をぬらし、髪の毛でぬぐい、足に接吻し、足に香油を塗りました。そしてイエスさまは「あなたの信仰があなたを救った」とその女を許されたお話です。

第一朗読の「ナタンの叱責」(サムエル下12・7-10,13)では、イスラエルの王であるダビデが、ウリヤの妻を奪い、子供を身ごもらせ、ウリヤを戦場で死なせたことを、ナタンに叱責された後に、神にゆるされるお話です。

このように、第一朗読と福音朗読は同じ罪を許されるお話です。カトリックではA年、B年、C年と3年周期で聖書の主要なところを朗読します。第1朗読はどの年も同じですが、年間主日の福音朗読は、A年がマタイによる福音書、B年がマルコによる福音書、C年がルカによる福音書で、四旬節などがヨハネによる福音書を朗読します。

A年のマタイによる福音書は、ユダヤの改宗者に向けて書かれていて、ユダヤ人にとっての新しい契約が書かれています。B年のマルコによる福音書は異邦人に向けて書かれていて、ペトロや弟子たちを通じて求道者に説明しています。

今はC年でルカによる福音書が読まれています。ルカは医者でギリシャ人で、すべての人に向けて書かれています。放浪息子のたとえに代表されるようないつくしみの福音書です。マタイ・マルコ・ルカはAC60~80年に書かれましたが、ルカによる福音書からいつくしみの改革が行われました。ヨハネによる福音書はAC100年ごろのもので、復活のお話が多く書かれています。

第一朗読のお話には続きがあり、ダビデとウリヤの妻との間にできた子は亡くなります。ダビデの罪が許されたのにその子は死んだのです。このことを神父様に質問したところ、罪を犯すと心に傷(怪我)ができるとのことで、罪はゆるされても悪いことをすると償いが必要であるということなのでしょう。

(聖書の引用は日本聖書協会 新共同訳)

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