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2007/01/14

ミサの聖歌 - しおりのコツ -

Seika カトリックのミサで最初に戸惑うのが、聖歌の多さでしょう。大きな教会では聖歌隊の方が中心で一般信者があまり歌わないところもありますが、聖歌は祈りなのでわかるところだけでも歌いたいですよね。

教会によっては電光掲示板の所もありますが、私の所属教会では写真のようなボードで聖歌集の番号が示されています。 ここでは所属教会の主日ミサの場合を説明します(教会によっては表示が異なったり、週日(平日)のミサでは歌の数が少ないので聖歌の番号だけでなく何番を歌うかまで示される場合があります)。

聖歌集は2種類使います。横長で赤い(カバーがかかっていることもある)「典礼聖歌」と「カトリック聖歌集」(ともにリンク先はサンパウロ)です。写真では「聖」と書かれている閉祭の歌だけがカトリック聖歌集で、それ以外は典礼聖歌の番号を示しています(ごくまれに「p」と書かれているときはページを示しています)。

さて、典礼聖歌集のしおりの紐は4本しかありません。しかし、典礼聖歌は7曲(実は後述の2曲が隠れています)なので、ちょっとテクニックが必要になります。

「答」と書かれた答唱詩編、「ア」と書かれたアレルヤ唱は、聖堂の入り口で渡される「聖書と典礼」に載っていますので、しおりはいりません(週日のミサでは「聖書と典礼」がありませんので、気をつけてください)。

写真でわかるように「憐」と書かれたあわれみの賛歌と、「感」と書かれた感謝の賛歌はいつも続いていますので、どちらかにしおりを挟めばよいでしょう。じつは、203番のあわれみの賛歌のあとに、204番の栄光の賛歌が歌われ、205番の感謝の賛歌のあとに206番の平和の賛歌が歌われます。歌いながら、しおりを順にずらしていくのも良いでしょう。

この番号は変わることがありますが、連番であることはかわりません。また、歌詞は同じで式次第に載っていますので、式次第を見て歌われるのも良いでしょう。なお、降誕祭(クリスマス)前の待降節や復活祭(イースター)前の四旬節では栄光の賛歌は歌いません。

「典」あるいは「入」と示された開祭の歌は最初に開くので、しおりを別のところにはさんでおくのも良いでしょうね。

ミサが始まる前にこんな感じでしおりを挟んでおくと、初めての方でも戸惑わずに歌えると思います。これまであまり歌われなかった方も、一度挑戦してみませんか?

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コメント

おもしろい記事ですね。
「あわれみの賛歌」に203番を使うということは,そのミサでは通して「ミサ曲1」,
つまり,「栄光の賛歌」が204番,「感謝の賛歌」が205番,「平和の賛歌」が206番を使うことになりますよね。(例外はあるのでしょうが)
そこで,私の所属教会の同様の掲示板には,
入祭の歌を示す「入」の前に,一つ欄があります。
そこに,「203」とあれば,上記の203~206を使うという意味になります。「207」とあれば(これが最も多いのですが),207~210を歌うことになります。
「憐」,「感」の欄はありません。
なお,冒頭の「入」の前が空欄の場合は,「歌わずに唱える」の意味となります。
教会によって,それぞれなのが,カトリックの「良さ」と私は捉えています。

投稿: ct(MAGIS) | 2007/01/14 20:10

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私の通っている教会もボードですが、なんとも丁寧なことにその日歌うものは全部欄があります。入祭から閉祭まで細かく、何番、と。しかも「憐」という簡素な表記ではなく、これまた丁寧に「憐れみ」ときっちり書いてあったような・・・
答唱とアレルヤ唱は「聖書と典礼」と表記されます。そういえば、唱えるときは空欄になっています。今思い返して気がつきました。
小さい教会で聖歌隊がなく、みんなが歌うから表記が丁寧なのかもしれないですね。

やっぱり教会によって違うのですね、興味深いです。

投稿: 和泉 | 2007/01/14 21:21

>ct(MAGIS)さん
そうなんですよ。おもしろいと言われるぐらいにこういう情報がなくて、教会に通いだしたときに困ったんですよね。
確かにミサ曲の最初の1曲だけが出ているところもありますね。でも、入祭の歌の前に書かれていると言うのは初めて知りました。ミサ曲を歌わないことも示せるのは合理的ですね。
(ここまで書いて、開祭の時に歌うのは入祭の歌で「開」でなく「入」だったことに気づきました)
表示方法が色々あるのもカトリック的ですが、それでもそれなりにミサに与れるのもカトリックならではですね。
コメントありがとうございました。

投稿: さかば(管理者) | 2007/01/14 23:02

>和泉さん
コメントありがとうございます。
全部の番号が書かれているのは優しい教会ですね。たぶん経験がないと思います(所属教会も聖歌隊がないのですけど、、)。
そういえば「聖書と典礼」と書かれているところもありますね。「憐れみ」と書かれているところも、珍しいと思います。色々なところがあるものですね。
今年もよろしくお願いします。

投稿: さかば(管理者) | 2007/01/14 23:21

私の通っている教会も同じようにボードに数字の札ですが、表示されているのは「入祭」「答唱」「アレルヤ」「奉納」「拝領」「閉祭」の6つです。
「憐れみの讃歌」他の讃歌シリーズ(?)は、まったく表記がないので私は周りの人が歌っているのを耳コピーして覚えました。
初めて行ったときはパニックで典礼聖歌めくりまくってしまったので、さかばさんのところのように表示があるといいですね。

投稿: ソラ | 2007/01/15 23:06

>ソラさん
コメントありがとうございます。
そうそう、基本は耳コピーなんですよね。ミッション系の学校を出た人にはそれほどでもないでしょうけど、教会とこれまで関係なかった人間にはこれが結構難しいのですよね。私も初めのころは、典礼聖歌をめくっているだけで、ミサに集中できなかったり、半分も歌えない時がありました。今となっては懐かしい思い出です。

投稿: さかば(管理者) | 2007/01/15 23:22

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