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2006/10/03

人の能力を生かし、分かち合う

まずは、以下の詩を読んでみてください。

初めて気づいた人の本当の強さを
 :
(中略)
 :
君ともっと話したい
苦労やなによりも喜びを
もっともっとわかちあいたい

人が生きること それは自分を磨くこと
そう 守るだけの強さよりも 変わることを恐れぬ強さを
ココロに抱いて 未来 (みらい) を見つめよう
 :
(中略)
 :
ほら仲間が待っている
時々は 羽目を外しても良いよ
 :
(中略)
 :
君ともっと話したい
苦労やなにより喜びを
もっともっとわかちあいたい

君と僕の明日 (あした) のために
           (c)侍塊's

これは、ソフトウェア開発のイベントであるXP祭りのテーマソングです(動画)。ソフトウェア開発は、指定通りに間違いなく動く、いわば「完全なコンピュータ」に「不完全な人間」が挑む過酷な作業です。従来は、巨大なシステムを如何に完全に作るかが、大きな問題だったので、統制の取れた開発を重視して、人を部品のように扱ってきた面がありました。

近年、ユーザが直接操作するソフトウェアが増えたこともあり、はじめから完全なものが作れないことを認め、協力して人の能力を生かす、人を尊重して、人に優しいものをつくるという開発方法(XP:エクストリームプログラミング)が提唱されていて、若い人たちに支持されつつあります。この歌は、そんなコミュニティから生まれた歌です。

どちらが良いかとか、どちらでないとダメと言うものではありません。しかし、メンタルヘルスの話題が多いIT業界で、人の能力を生かし、助け合い、話し合い、苦労や喜びを分かち合うようになってきたこと。そして、それを若い人たちが注目していることは、喜ばしいことです。

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コメント

>メンタルヘルスの話題が多いIT業界で、人の能力を生かし、助け合い、話し合い、苦労や喜びを分かち合うようになってきたこと。そして、それを若い人たちが注目していることは、喜ばしいことです。

本当にそうですね~。
やはり,時間と開発に追われるITビジネスの世界は大変なのでしょうね。
人間の手(頭脳)によって,人間の能力を超えたものを作り出すという発想に間違えがあったのでしょうね。
平たくいえば,「便利は良いこと」というのは人類全体が陥ったイレイショナル・ビリーフだったのだと思います。
しかし,後戻りができなくなってしまった今,
人はどうなっていくのでしょう?
学校は,市場原理の導入,教員資質の低下,行政による管理,そして教育基本法改正によって,この先,悪くなる一方です。
ここに一石を投じるのは,誰なのでしょう?

投稿: ct(Magis) | 2006/10/04 00:44

コメントありがとうございます。
う~ん、解決できない問題は与えられないと思いますので、解決できるはずです。ソフト業界では、狼を仕留める銀の弾丸のような解決策はない、と言われています。つまり、特定の誰かではなく、我々で解決するしかないのでしょう。たぶん、現状に問題を感じる人たちで、問題を分かち合い、みんなで協力し合って少しずつ解決するのでしょうね。

バベルの塔(創世記11・1-9)のように、神の怒りをかって、コンピュータの通信ができなくならないように祈るばかりです。

投稿: さかば(管理者) | 2006/10/04 01:30

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