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2006/09/19

ゴッドファーザー

ゴッドファーザーとは「代父」のことで、Wikipediaには、以下のように書かれています。

代父母 (だいふぼ、godparent) とは、キリスト教の伝統的教派において、洗礼式に立会い、神に対する契約の証人となる役割の者を言う。男性の場合代父(だいふ)、女性の場合代母という。
代父母は、洗礼の立会人となるばかりでなく、洗礼後も、教会生活における親として、信仰生活の導きをなることが求められている。(以下略)

もちろん、フランシス・コッポラ監督、マーロン・ブランドとアル・パチーノ主演の映画「ゴッドファーザー」(リンク先はgoo映画)も有名ですね。マフィアの抗争を描いたこの映画は、最後の場面でマフィアのボス(ゴッドファーザー)であるアル・パチーノが、代父(ゴッドファーザー)として幼児洗礼式に出ます(ややこしい)。そして、神父様から「悪魔を退けますか?」と問われ、、、(感動のシーンです。ぜひ映画をご覧ください)。

この映画をここで紹介するのは、自称映画好きの神父様に教えていただいたからです。先週の主日ミサの福音朗読「耳が聞こえず舌の回らない人をいやす」(マルコ7・31-37)で、キリストが「エッファタ(開け)」と言われました。その際にイエス様が「指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられ」たのですが、その場面をもとに(簡略化される前の)昔の洗礼式では、口と耳に塩を入れて「エッファタ」と言っていたそうです。そのシーンが、この映画に出てきます。

映画中では、godfatherをマフィアのボスとして使うときは「ゴッドファーザー」、代父として使うときは「名付け親」と訳しています。エキサイトの新英和中辞典(研究社)で調べると

1 教父,名親; 代父 《★【解説】 生まれた子の洗礼式に立ち会って名を与え,霊魂上の親として宗教教育を保証する》.→
2 (人・事業の)後援育成者 《無名作家を育てる編集者など》.
3 [しばしば G] 《口語》 マフィア[組織暴力団]の首領,ゴッドファーザー.

とされています。日本語で名付け親と言うと、本名の名付け親のことですが、映画では洗礼名の名付け親と言うことのようです。ただ、カトリックの国では、本名が洗礼名となっている(ポール、ピーターとか)こともあるそうなので、実は区別がないのかもしれません。

ちなみに、幼児洗礼の代父母は「抱き親(だきおや)」という呼び方もあるそうです。洗礼の際に子供を抱いて、水をかけていただくからだそうです。

(引用は日本聖書協会 新共同訳)

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