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2006/07/07

心の自由を失って生じた事件

奈良の自宅を放火して逮捕された長男は、父親と一緒に写っている写真を持って出た(リンク先は読売新聞)そうです。記事では複雑な心境と書かれていますが、私にはそうは思えません。

残虐な事件があると、それは我々一般と関係ないと思いたいので、異常な性格だったとか、複雑な家庭環境とか、通常でないという記事が書かれることが多いそうです。今回の事件に対する報道もそのように思えてなりません。

昔からある良くある事件で、夫の不倫相手を傷つけるというものがあります。誘われても断ればよいのですから、よほどの悪女でない限り不倫の主な原因は男にあります。しかし、愛している夫が悪いはずがない、昔はもっとやさしかった、不倫をしたのは相手に責任がある、と責任を不倫相手に求めるのだと思います。

(実際の心境は本人でないとわからないので、あくまでも予想ですが)今回の事件も、憧れの父親が自分を苦しめている、大好きな父親が悪いことをするわけがない、昔はこんなことはなかった、おかしくなったきっかけは義母に違いない。義母さえいなければ、、、。そう思ったのではないでしょか。

不倫の場合には、もう一つのパターンがあります。そのような状況を生じさせた原因を自分に認めて思いつめた場合です。夫を大事にしなかった自分には価値がないと思い込み、自殺をはかるパターンです。今回の事件も同じように、父親の期待に応えられないと、うつ状態になったり、自殺をはかる可能性もあったでしょう。

今回の事件は心の自由を失ったことによる事件だと思っています。もし、気づきによってエゴから離れることができたなら、放火や自殺でなく、もっとほかの方法、父にうちあける、義母に味方になってもらう、先生に相談する、色々な方法があったのではないでしょうか?

とはいえ、一人で生きていかなければいけないと思い込むと、なかなかエゴから離れられません。囚われがちなエゴから離れ、冷静に状況を受け止め、最善の方法を見つけ出さなければなりません。これはかなり難しいことです。

私は心が弱いのでしょう、神を信じる道を選びました。人は決して一人ではなく、いつも神が愛し、見守って下さる、より良いことを与えてくださる、そう思うことにしました。

現在の耐え難い苦しみも神が与えられた試練で、きっと恵みに違いない。より良き道を選び取ろう。神様だったらどうされるだろう。誰も味方がいなくても神様だけはわかってくださる。

そのように思うことで、少しずつエゴから離れ、心の自由を取り戻せる、そう思っています。きっと、まだまだ苦しいことは生じるでしょう。しかし、一人ではありません。恐れることもありません。現実を受け止め、より良き道を選ぶだけです。簡単ではないけれど、、、、

神に感謝!

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