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2006/07/26

聖書 その1

永遠のベストセラーとも呼ばれ、多くの国で聖書は読まれています。日本のホテルにも置かれており、多くの人が関心を持っています。

聖書は神のみことばです。神が人間に語り、教えてくださったことが書かれています。旧約聖書は、21編の歴史書、7編の教訓書、18編の預言書の合計46編からなります。新約聖書は、5編の歴史書、21編の手紙、1編の預言書からなります。

歴史書は文字通り歴史を書いたものです。教訓書は人間への戒めや人生訓が書かれ、預言書はメシアが現れるなどの預言(神から預かった言葉)が書かれています。手紙は使徒たちが送った送られたものですが、ある意味で教訓書と同じです。

(二テモテ3・15-16)にはこう書かれています。

この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。

聖書は神様の御言葉です。ミサの中では「御言葉の祭儀」「感謝の祭儀」があり、神様の御言葉を味わって、自分の心の霊的な糧にします。どのような糧になるかは、そのときの状態によって変わります。

罪に陥っているときは悔い改め、うれしいことがあったときいは感謝の気持ちでミサに与り、落ち込んでいるときには大きな励ましになるなど、心の状態によって違うように感じられます。聖書の言葉を聴くことで、心が整い、正されます。

ミサでは、祭壇で感謝しパンとぶどう酒を捧げるます。また、その横の説教台(朗読台)では御言葉を読みます。この二つによって霊的に養われます。

聖書を書かれたのは神です。神の御言葉や行いを人間の協力で書かれました。それぞれの聖書記者の受けた教育や、能力、性格、書かれたときの思いによって内容が変わっています。

<新約聖書>
新約聖書は神様が、人間になって12使徒や72人の弟子たちに直接話してくださったもので、行い、死、その後が書かれたキリスト伝です。こでも聖書記者のとらえ方、感じ方で、色々な書き方がされています。

聖書には色々な資料がありました。

ことばの資料
キリストがことばや話されたことが書かれていました。当時は紙が手に入らないので、口伝えだったそうです。

論争の資料
キリストにファリサイ派が難問奇問を投げかけた際の記録(長男がなくなったら次男の嫁になり、次男がなくなったら三男の嫁になる、そして七人目で死んだらどうなるか?と聞かれ、死んでからは嫁ぐことなく天使のようになると答えられた話(マタイ22・23-33)。など)。

たとえ話の資料
「からし種」と「パン種」のたとえ(ルカ・13-18)など

受難史
キリストの受難の歴史

聖書記者らは、このような色々な資料を確認しながら、まとめ、書いていったそうです。それぞれ、以下のような特徴があります。

ヨハネによる福音書
一つ一つのキリストのエピソードが長い。「生まれつきの盲人をいやす」(9・1-12)、「イエスとサマリアの女」(4・1-42節)、「イエスとニコデモ」(3・1-21)の話などがある

マルコによる福音書
幼少期の話はない。キリストがメシアであるから起こせた奇跡の話が多い

ルカによる福音書
ユダヤ教以外の人に書かれた。誕生の物語から丁寧に書かれている

マタイによる福音書
ユダヤ人のために買かれた。旧約聖書が成就、実現が示される。「二人の盲人をいやす」(20・29-34)、「大勢の病人をいやす」(15・29-31)話など、キリストが来られた事に気づくように書かれている

新聞社によって記事のとらえ方が違うように、事実、真理、周りの人など、聖書にも特色があります。全てを読むことで包括的に良くわかります。

カトリックでは、A年、B年、C年の3年で一周して、それぞれ、マタイ、マルコ、ルカの福音書が読まれます。それぞれの間にヨハネの福音書を読むことで四福音書にいきわたるようになっています。

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