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2006/03/12

病者の塗油

勉強会のテーマ二つ目は「病者の塗油」でした。
重体のときや危篤のとき、人は愛する人にそばにいて欲しいと思います。イエス・キリストもヤイロの娘のそばで癒されました(ルカ8・40-55)。

信者であっても病気になります。「病者の塗油」によってキリストが、心の不安、寂しさ、孤独、恐怖、苦しさを癒し、心丈夫にしてくださいます(ケネディ大統領が手術のとき、司祭も手術室に入られたそうです)。

ヤコブ(5・13-18)は病者の塗油を示しています。「あなたがたの中で病気の人は、教会の長老を招いて、主の名によってオリーブ油を塗り、祈ってもらいなさい」とあります。長老は司祭のことで、牧者として教会を守り導く神父さまのことです。病者の塗油は心の支えであり、病者の悩みや不安を取り除き、時として肉体の治癒も与えます。また、「病者の塗油」は悔い改めによって罪さえも赦されます。

病者の塗油は赦しの秘蹟のあとに受けることが望ましいですが、病者の塗油は赦しの効果もあるので、難しい場合は病者の塗油だけで良いそうです。

病者の塗油は、キリストが亡くなられ復活されたことのように、病人を癒します。イエスは全てを父にゆだねられました。その気持ちになるように、塗油をしていただきます。

いくつかの事例もうかがいました。塗油を授けていただいて安心した瞬間に息を引き取られた方、塗油をしていただいて急に良くなった方、それぞれ「間に合ってよかった」「治療によるものもあるだろうが、わたしは恵みだと思っている」と言われていました。

家族の中で自分だけがクリスチャンの場合、あらかじめ教会に連絡するようにお願いしてください。また、亡くなられた場合もなるべく早く、体の温かいうちに連絡してください。そうすれば、神様のもとへの旅立ちのお手伝いをしていただけます。

病者の塗油は何回でも受けることができます。一度、峠を超えたあとにぶり返して、2回目を授けることもあるそうですが、普通は一回で安心できるそうです。ブラジルの例は極端ですが、ある程度の命の危険性があれば、受けることができるそうです。ブラジルなどの山奥では、あらかじめ敬老の日に病者の塗油を授けるところもあるそうです(命の危険が少ないので、あまり賛成できないように言われていました)。

(引用は日本聖書教会 新共同訳を使用させていただきました)

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