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2006/01/02

クォ・ヴァディス

書店で「水野晴郎のDVDで観る世界名作映画」というシリーズが、期間限定500円で売っているのをご存知でしょうか?これは著作権の切れた映画を収めたもののようです。何気なくこのシリーズを観ていると暴君ネロのころを描いた「クォ・ヴァディス」(リンク先は「懐かしの映画館」)を見つけました。

このDVDはパッケージで観ていると、暴君ネロの話をもとに騎士と女性のラブ・ロマンスのように読めます。十字架の前での説教シーンの写真のほか、「キリストに問いかける」と書かれています。500円ならまあ良いかと買ってみました。

いや、この映画はアタリでした。ただの恋愛ものでなく、主役の女性はクリスチャンで、信仰の無い騎士との愛に苦しむお話でした。最初のほうで、いきなりパウロが出てくると思ったら、ペテロも出てきてお説教をします。しかも、暴君ネロが放火した責任をクリスチャンに押し付け、クリスチャンをライオンに食わせるわ、火で焼き殺すなど、殉教シーンまであります。しかも、殉教する直前に、神のお告げを受けたペテロが登場し、殉教者を神の国に迎えるべく言葉をかけ、信者たちは歌を歌い、微笑みすら浮かべながら死んでいきます。もちろん、結末は、、、

途中で、主役の女性が魚の絵を描くシーンが出てきます。これは迫害されているクリスチャンが信仰のしるしとして描くものだそうです。ギリシャ語で「イエス・キリスト」「神の一人子」「救い主」の単語の頭文字をならべると「イクスース(魚)」になるからだそうです。ちょっと勉強になりました。

上の紹介ページでは、あまり評価は高くないようですが、キリスト教の映画としてみるなら、結構楽しめると思います(この商品および発売元とはなんら関係ありません。念のため)。

(そういえば、パウロも"My son"と、軽い感じで言っていました。イエスもこんな感じだったのでしょうか?)

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受信: 2006/01/07 23:58

コメント

500円なら安いと思って,書店に行くたびに探していましたが,
5日に横浜の大きな書店で見つけ,早速購入し,
観てみました。
いや~,キリスト教の映画としてはなかなかの出来ですね。
洗礼を受けている人とそうでない人で大きく評価が別れるでしょうね。
初期キリスト教徒が,ライオンに食べられたり,火あぶりにされたりしながら,殉教するシーンで,歌を歌っていましたが,
あのシーンは,日本の26聖人の殉教シーンや,
原爆の犠牲になりながら,歌いながら天国に逝った長崎の信徒の姿がダブりました。
僕は,この映画の中では,あのライオンと格闘した大男が好きになりました。
では,(地位は別にして)自分を見ているようと思った人物は,
・・・やっぱり,ネロです。
それにしても,この映画,女性の愛情の深さが描かれていると思いました。
僕にとっては,実に安い500円でした。
因みに,このとき同時にヒルベルトの「幾何学基礎論」が文庫になっているのを見つけて購入しました。
約250ページで,1100円。
文庫本としては格高。
さて,自分にとって安いか高いかは,
1ヶ月以内に結論が出るでしょう。
因みにディラックの「相対性理論」も文庫になっていました。
20年前に,大学で学んだ頃は,どちらも
ハードカバーの教科書でした・・・。
当時でも3000円からその倍くらいはしたと思います。
訳も随分分かり易くなっていると思います。
時代でしょうか?
どちらも「ちくま学芸文庫」です。

投稿 ct(Magis) | 2006/01/06 21:49

コメントありがとうございます。
モノラル・字幕のみですが、十分満足できる大作だと思います。作品を紹介しても商品を紹介するつもりは無かったのですが、これだけはお買い得ですよね。
ネロはかわいそうでしたね。無邪気で、ある意味で純真なのでしょう。権力を持たなければあのような結末にはならなかったでしょうね。
大男も無くてはならないキャラクターですね。キリスト教の考えもうまくあらわしていましたし。

投稿 さかば(管理者) | 2006/01/06 23:54

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