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2005/11/27

煉獄に居る霊魂の驚くべき秘訣を読んで

この本は煉獄の霊魂と会ったというマリア・シンマのインタビューを元に本にしたものです。

ある日ドアをあけると絶世の美女が立っていて、あなたへの愛を示します。そのとき、何ヶ月も体や衣類を洗っていないなら、シャワーを浴び、すぐに帰ってこようとする。それがほんの2~3分であっても、心に芽生えた愛は強烈で耐えられないような長さに感じる。煉獄は、そのようなものだそうです。つまり、私たちの汚れによって課せられている猶予、神の抱擁の前にある猶予、強烈な苦しみを起こす愛の傷、待つこと、愛のノスタルジアだそうです。このため、煉獄の霊魂はミサを求めるようです。

地獄へ行く原因は、魂が神の方へ行きたくないと思うことだそうです。それまで悪いことをたくさんしていても、最後に良いことをして死んだ場合は地獄に行かないようです。

十字架の聖ヨハネは「神の摂理は死の時点で私たちが直接天国に行くことを可能にする必要な浄化を生涯の内に必ず用意してくださる」と言っているそうです。煉獄に行かないためには、反抗せず、愛と感謝の気持ちでこれらの試練の賜物を歓迎し、反抗、すなわち不従順によって罪をおかないことだそうです。

「教皇の免償の権威が死者にもおよぶのか」というルターの問いが宗教改革につながったことからプロテスタントでは煉獄の概念は否定されているようですが、Wikipediaによると聖書にもそれにつながる記述があるようです。宗派間の争いは好まないので、あまり赦しの秘跡を強調しない範囲では、悪くない概念だと思いました。

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