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2005/11/17

カトリックの洗礼

今日の勉強会(正式にはキリスト教入門講座ですが神父様も勉強会と呼ばれています)のテーマは洗礼でした。

洗礼はキリストと共に歩み、生きるクリスチャンになるための儀式、すなわち秘跡です。秘跡とは字のとおり隠されたしるしで、目に見えるしるしを通して、隠された神の恵みを与えるキリストが定めた儀式です(マタイ28・16-20)(使徒言行録2・40-42)。

(マルコ16・15-16)にあるように、洗礼によって罪が清められ、(神が来てくださるので)救われます。水をそそぎ、洗い、清め、水と霊によって新たに生まれます。

結婚に出会い、婚約、結婚、結婚生活と段階があるように、入信にも、入門式、洗礼志願式、入信式、信仰生活の段階があります。それぞれ、今回は12/18、3/5、4/15七時(復活徹夜祭)にあります。入信式は水を用いる洗礼、油(聖香油)を使う堅信、パンとぶどう酒を用いる聖体拝領の順に進められます。

入信式を終えると信仰生活に入りますが、これも結婚生活のように、色々な壁やつまずきがあるようです。特に教会は罪びとの集まりで、聖人の集まりではないので、注意するように言われました。しかし、

  • 私がキリストを裏切っても、キリストは私を裏切らない
  • 目をキリストに向けて、キリストと共に生きる
  • 信仰も知識だけでなく行いが重要

とも言われていました。

なお、霊名は洗礼志願式までに決めればよいとのことで、同じ日に洗礼と堅信を行うので、普通は同じものにするとのこと(ちょっと残念)。霊名は聖人(リンク先は聖人カレンダー)から選びます。聖人カレンダーの本もあります(高いので教会で見せてもらうと良いと思います)。

最後に、プロテスタントなど洗礼に色々な方式がある理由を質問しました。プロテスタントで浸礼はイエスがヨルダン川で洗礼を受けたと聖書に書かれているからで、白い服を着て、「父と、子と、精霊」と3回「ジャボン」とつけるそうです。カトリックでは歴史と国土にあわせたことから、しるしとして注水(滴礼)になったそうです。「本来のやり方なら、寒い中、淀川に入ることになるが、いやでしょう」と言われました(もちろんいやです)。そういえば、昔読んだプロテスタントの方のWebで洗礼の際に冷たいだろうと思っていたら、少しお湯が入っていてうれしかったと書かれていました。

なお、洗礼までカトリック中央協議会の「カトリック儀式書 聖人のキリスト教入信式」を貸していただきました(勉強せねば、、、)。また、受洗者カードなるものを書くように言われました。これを元に洗礼台帳と堅信台帳が作られるようです。

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コメント

こんにちは。
記事のコメントからすると、さかばさんは洗礼志願式を受けられるように決まったのでしょうか?

最近は洗礼の霊名と、堅信の霊名は同じことが多いと聞いています。
私も霊名はひとつですが、ひとりの聖人を大切に思えるので、それもいいと思っています。
 うちの教区の司教座聖堂では、かつては洗礼式の前に、受洗者がわざとぼろぼろの服を着て、洗礼式後、白いきれいな服を着たという時代もあったそうですよ。

投稿: jyakuzuregawa | 2005/11/22 02:11

コメントありがとうございます。来春、洗礼を受ける予定です。

「成人のキリスト教入信式」によると、洗礼と塗油のあと、代父母から白衣とろうそくを受けるようですね。「白衣は事情によって省くことができる」とされています。

ぼろぼろの服を着たりもするのですね。私の場合はどうなるか、ちょっと楽しみです。

投稿: さかば(管理者) | 2005/11/22 09:37

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