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2005/11/04

汝、偽証するなかれ

勉強会は十戒のうち、第八戒に関する内容でした。
人は嘘をつくことができますが、真実を曲げていると、人が信じられなくなります。嘘をついて浮気したなど、よく聞きますが、そのような生活をしていると、つきたくなくてもうそをついてしまうようになります。また、「狼が来た」と言った少年の話のように、だまされたほうも人が信じられなくなります。

(ヨハネ16・12-15)にある真理の霊は、真実の方である神のことで、神は真理の源、すなわち真実そのものである。人が嘘をついても、神と自分は騙せないという事です。

(ヨハネの手紙1・5-10:神は光)では、闇の中に真理はないことを示しています。闇の中にいるということは、嘘をつき、真理を行っていないことです。「証する」という言葉がありますが、これは真理を明らかにすることです。つまり、神の教えを信じ生きる真実の生き方です。神の似姿に作られた人間は、清い生活を行い、偽り(偽善)を捨てなければなりません(これは、真実を証しすること、殉教につながります)。

偽証するとは、偽りをのべ、無実の人を有罪にしたり、有罪の人を無罪にすることです。しかし、真実をすべて述べてよいわけでもありません。真実であっても、人の名誉を傷つけるような過ち、悪口、中傷を言うことは、正義にそむくことです。また、はっきりしないことや、軽はずみなことを言うと、伝言ゲームのように変化し、償えなくなるほどの迷惑をかけるので避けるべきです。同じように、2枚舌のようなお世辞も、言葉で人をつまずかせることになりますので、言わないことです。

(使徒行伝5・1-11:アナニアとサフィラ)は嘘をついた夫婦の話です。4章までは土地を売って寄付をした良い人の話ですが、この夫婦は、(売名行為のために)土地を売ったもののすべてと偽って一部を寄付します。このことは、神に対して嘘をついたことであり、二人は死んでしまいます。少し恐ろしいお話ですが、これは人はだませても神はだませないこと、嘘は愛と正義に反することを示しています。

真実を言う習慣ををつければ、信頼関係が生まれ、信じてもらえるようになります。ただし、医者や弁護士、あるいは赦しの秘蹟を行った神父のように、職業上の秘密を言わないことも重要です。

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コメント

十戒の第八戒「偽証してはいけない」について,さかばさんのブログを読み,多くを教えていただきました。結局,証言は,事実ばかりを言えば良いのではなく,「神から見た真実」を語らねばならないということと読ませていただきました。神の真実とは「正義」と「愛」であることも再確認しました。しかし,「正義」と「愛」はときどき相反しますよね。そんなときイエス様はいつも「愛」を選んでいたように思います。
ところで,私のブログMAGISでは,第二戒「偶像を作ってはならないこと」からわかる神の面影を探ってみました。トラックバック貼らせていただきますね。

投稿: ct(MAGIS管理者) | 2005/11/04 09:45

コメントおよびトラックバックありがとうございます。トラックバック先の偶像崇拝のコメントに賛成します。

投稿: さかば(管理者) | 2005/11/04 23:57

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